2016年4月30日土曜日

MY HAPPY BIRTHDAY!

たくさんの方にお祝いメッセージを頂きました今年の誕生日ですが・・・

一応本厄なので、日々油断大敵な訳ですよ。

既に体重が大幅に増えて、自分でも危機を感じているんです。


しかしこんな差し入れをお客様から頂いてしまうと・・・

美味しいからついダイエットなんて言葉を忘れて食べてしまいますよね。


熊本名物の『いきなり団子』や手作りクッキーまで頂きました。

そう・・・別に欲しいものなんて無い(というより欲しいものは高い!)僕にしてみたら食べ物は非常に嬉しいプレゼントでして・・・

当分は痩せれそうもないな・・・と覚悟をしたのでありました。


行きつけの焼肉屋さんではランプステーキをプレゼントして頂きまして・・・

柔らかくて美味しゅうございました。



今年は本厄なんです。

こんなに幸せだと、その反動が恐ろしいです・・・。



年齢は今年で18歳になりました。



昨年も一昨年も同じ事を言っていました。

そしてとうとう近所の小学生の女の子に「まだ言ってんの?」って、突っ込みを入れられてしまいました(汗)

言うだけならタダなのでご勘弁を・・・。



そして今後もよろしくお願い致します!

どうもありがとうございました!

新車持ち込みにおける、防犯登録のみご希望のお客様へ注意喚起!

「すみません!防犯登録のみってお願いできますか?」


できますよ。

ただしその自転車は・・・


①盗難車でない事を証明できるものはありますか?

②新車ですか中古ですか?

③新車の場合はネットで購入されたものですか?景品などですか?

④中古の場合はネットオークションで購入したものですか?他人からの譲渡品ですか?


とりあえず、保証書または譲渡証明書の他に、身分証明書のコピーを頂きます!



まずはそんな問答がなされます。

そして次に組み付け状態をざっと点検させてもらいます。



前後輪のセンターが狂っていますね~。



フレームへの組み付け方が悪いだけならいいのですが、新車でもホイールのセンターが狂っている物は多いので、ネットで購入したり景品でもらった自転車は特に要注意!

中古車の場合は前のオーナーの使い方次第で、前後輪の程度が悪くなっているであろう事を疑って点検する必要性がある。

ホイールそのもののセンターが狂っていた場合は、振れ取り作業が生じますので、前後輪やるとなれば少なくとも3000~5000円は工賃がかかります。

中古の場合はハブベアリングのガタツキや編摩耗の可能性もあるので、回転のチェックもしますが、最悪の場合はハブやホイールの交換、少なくともオーバーホールを必要とする場合は工賃に7000円以上かかります。



自信満々に「自分で組み立てたんですよ!」っておっしゃる方のパターン。

90%以上の確率で問題だらけの組み付けになっています。

90%前後の確率で防犯登録以外にお金がかかるなんて想像もしていない。

70%前後の確率で安全点検(調整工賃も含む)の費用1000~1500円でさえ驚き、そして渋る。

50%以上の方が「乗れたらいいんで大丈夫です!」と言う。

40%程度の方が乗る人の命の安全よりも、出費を気にしています。

20%程度の確率で、「自分で調整をするので工具を貸して下さい!」と言い出します。



仕事道具を気安く貸せるか!馬鹿を言っちゃいけませんよ!



ブレーキキャリパーの固定はグラグラで・・・

フラットハンドルはなで肩になっていて・・・

ステムはホイールに対して2~3度左右に傾いています。

トップキャップの締め込みも甘くて、ヘッドパーツの玉当たり調整ができておらずガタガタ・・・

サドルの固定もできていなくてシートピラーの櫓がグラグラ・・・

6段変速なのに4段までしかギアが入らない・・・

ハブナットやその他ボルト類の締め付けトルクも適正とは思えないレベル。



それが「自分で組み立てました!」の大半を占める実態です。



http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1398484498?__ysp=6Ieq6Lui6LuKIOaMgeOBoei%2BvOOBvyDntYTjgb%2Fnq4vjgablt6Xos4M%3D

上記ページも参考になると思います。



結論として通常なら持ち込みの自転車を・・・安全で、問題なく機能する自転車に仕上げるっていうだけで1万円~3万円(お店にもよるし、自転車の状態にもよるが・・・)程度は費用がかかる訳です。



それでも尚、お店にしてみたら割に合わない仕事なんですよ。

その理由は・・・



①本体の不具合による破損やトラブルであったとしても、組み立てたお店が悪いと言われるリスクが高い!

②クオリティーの低い自転車を限りなく完璧に仕上げる事は、神経を使いますし、時には力技で修正しないといけない個所もある。

③工賃は実際の作業にかかる時間によって相場が決まっていますが、求められる精度からすると全く割に合わない作業になる。



という訳で持ち込みの作業をしたくないっていうお店も多いのは事実なんです。



それを今回当店では、上記のような症状があって、ただ防犯登録をするだけで通せない自転車だと判断したうえで、あくまで安全点検の1500円と、必要と判断すれば前後輪の振れ取りを、通常5000~7000円はかかるところを3000円でするとして、防犯登録費用も込みで合計5000円でやりましょうか?って話をしたのですが・・・

「それなら安全点検だけでもいいので・・・。」

いやいや、ホイールがもしフレームへの組み付けだけでなく、ホイールそのもののセンターが狂っていた場合、ブレーキの当たりが左右均等でないことから、使えば使うほど更にホイールのスポークテンションが狂ってきて、そのうちホイールが歪んで事故につながるかも知れませんよ?

しかし・・・

「それなら家にもう一台自転車があるので、今回は一旦この自転車は持ち帰ります。」って帰られました。

懸賞でもらった自転車なんだから、整備に費用がかかったとしても、買うより安く済むのだから何も迷うことはないはず・・・



それでも余計な工賃は支払いたくないのが、この手の客層の特徴です。



その説明や問答をしている時点で、既に僕の拘束時間も発生しているんですけどね~(笑)



全く割に合わないどころかタダ働きに終わってしまい、非常に悲しい結果になってしまいました。



ハッキリと言わせてくれ!



俺たちは慈善事業をしてるんじゃないぞ~!



ボランティアだったら本当に困っている人にしかしたくはないぞ~!



自分が逆の立場だったらそうは思わないだろうか?

それとも逆の立場で考えられない人が多くなっているのだろうか?




無料点検とか、永年無料~とか、点検500円とか・・・

(永年)無料点検=見るだけならタダの間違いなんだよ!バカヤロ~っ!

点検500円=5分でできる点検&調整ってどこまでの内容やねん!って話なんだよ~!




あ~っ!スッキリした~!(笑)

2016年4月26日火曜日

5月 2日(月)サイクリング・・・どこに行こうか?

今色々と案を練っています。

以前からGWにもどこかへ行きたいとは言っていましたが・・・

行けるのか?って話もあって。

しかし今回思い切って2連休を取る事にしました!

プランの例としては・・・



①九頭竜湖へ桜を見に行く

②琵琶湖1周

③樽見鉄道沿いに根尾~徳山ダム

④高松~琴平

⑤鳥取~倉吉(三徳山投入堂)

⑥天の橋立~丹後半島

⑦妻籠~大平峠~馬籠

⑧中津川~付知峡~下呂





さあどれにしようかな?

参加者が確定しないと宿泊は厳しいけど2日の夜なら宿泊も可能。

とりあえず基本は日帰りで考えていますが・・・

以上の通りで5月 3日(祝)もお店は休みに致します!



参加希望の人はどのプランが希望か・・・

他に希望するプランがあるのか・・・

宿泊が希望なのか・・・

その辺もアンケートとしてお聞かせ下さい!

2016年4月23日土曜日

新たにスタッフを募集します(2~3名程)・・・が、採用する側としてハッキリ言っておきたい事。

と言っても、特にこれと言って調子のいい待遇とかは掲載しません。

求人雑誌に掲載している大手の企業やチェーン店みたいに、給与面や手当て、福利厚生等で厚待遇だと飛びついて来る人も多いでしょう。

実際その中には良い人材も少なからずいるかも知れません。

しかし表面的なものにしか反応を示さないような応募者ばかり集まったところで、正直僕の場合は面接にあてがう時間が無駄だと思える事が多かったので、調子のいい話で人材を釣るのは無意味だと、この3年半で思い知らされました。

もちろん元々出来たばかりの個人商店が破格の待遇なんか出来る訳もありませんが、正直当店は縛りという縛りは設けていないので、基本的にユル~い職場環境ですし、頑張ったら頑張った分だけボーナスなどで還元する規定も設けています。

つまり本人さえやる気であれば、どんどん成果を出して給料を持っていってくれ!というスタンスでやっています。

にも関わらず、「店長!俺さぁ今月はこれだけ頑張って自転車をたくさん売ったから、是非手当てを弾んで下さいよ!」と言われた試しが今のところ無いという事実。

いや、ちゃんと結果を出してくれたなら、約束は必ず守りますよ!

タケやんもレベルアップはしていますので・・・そう言えるようになるまでは、あとちょっとかなぁ?

とりあえず名指しで指名してくれる、顧客さんをどんどん増やして欲しいですね。



話は戻りますが、正直今はまだ正社員を雇うレベルではないので、基本アルバイトから修行をして頂きたいのですが、しっかりと実績を作って当店の2号店や3号店を出す頃には正社員として店長業務に就いて頂く様になりますので、きっちり基礎から固めて成長したいっていう人には打って付けの職場だと思います。

どんな仕事でも楽して儲かる仕事なんてありませんし、通勤するだけで給料がもらえるなんていう人は、使えないただの給料泥棒ですから、最初からお越し頂かなくても結構なんです。

いい事ばかり書いて人気をとった所で、使えない人材に人件費を取られていたらリスクばかりが増えるので、こういう事はハッキリと書かせて頂いた方がわだかまりができなくていいでしょ?

労働者からすれば「時間を拘束されて働かされているんだから、見合った給料払えよ!」だと思うんですけど・・・

雇用主から言わせてもらえば「身銭切って給料を払っているんだから、それに見合った成果を出せよ!」となる訳ですね。

両方の立場をちゃんと解った人じゃないと、同じ土俵では話ができないですよ。

狭い職場ですから、お互い良いところも悪いところもたくさん目につきますし・・・。

そういった部分も話し合ったり協力し合って、お互い認め合って頑張らないと、その先会社という組織を作ったところで、決して健全な組織には育ちません。

今頑張って育った人材は、いずれ組織が大きくなった時には幹部として人の上に立つんです。

出世欲や、自分が成長した先に人材を育てたい!とか、あらゆる形で世の中に貢献したい!そう思える人じゃないと責任ある役職には就かせられませんよね?

最近そういう価値観を持たない人が増えています。

「夢や使命感を持って頑張ったからといって、それで人より給料がもらえるんだったら苦労しない!」とか、「夢や希望を持てって言うような会社はブラックに違いない!」とか・・・

負け犬が何を抜かしてんねん!って言いたくなるような意見が多いのも確か。

夢や希望も持てなくて何をどう頑張れるんだ?

目標も無いのにどう成長するのだ?

「出世なんてしなくてもいいから、給料だけ上げてくれ!生活レベルだけ維持できればそれで満足だ!」

そんな事恥ずかしげもなく言える人とは、同じ血の通った人として、僕ならまずお付き合いする事は無いと思います。

社会人として責任感を持って仕事をするのが基本であり、社内的にも責任を任せられるからこそ、信頼も立場も給料も勝ち取る事ができる・・・それが至極当然の流れだと理解できない人材は人材にあらず!



解りやすく言ったら、僕は向上心や探究心に溢れた人が大好きです!

どんな些細な事でもいいので、ちゃんとした考えに基づいたこだわりとか持っている人も好きです。

遊びも大好きなので、仕事を頑張った分、オフもパワフルに楽しめる人は最高だと思います。

そういったバイタリティのある人じゃないと、人の上には立てないし、人として成功もできないと思っています。



逆に絶対にNO!と言いたいのは、まず面接に来るのに『連絡もなく遅刻する人』や『履歴書を持参してこない人や不備のある人』

そういうのは面接以前の問題ですよね?全くもって常識が無いとしか言いようがありません。

次にわざわざ当店で働きたいが為に地方から出てきた人の話で、その引越し先について・・・
うちの基本給だと生活が厳しいだろうから、バイトの掛け持ちをするかどうかはともかく、職場から可能な限り近場で家賃の安いところを調べたり、仲良くしている不動産業者に「どんな無茶振りをされても条件にあった物件を見つけてあげて!」って根回しまでして本人に連絡先を知らせているにも関わらず、それを反故にして独断で高砂市に引っ越し、そこから片道1時間以上かけて電車通勤しますとか、採用後に言われた時はさすがに・・・

「こっちが言ったとおりにできんのやったら郷に帰れ!」って怒鳴りそうになった事があります。

ただでさえ入社日をギリギリになってから、1ヶ月遅らせて欲しいと言われて予定が狂ったと言うのに、そんな勝手な話ってあるの?って本当に驚きました。

そんな遠方に引っ越した理由は、『趣味の釣りができる海に近い』、『自転車でトレーニングするにも走りやすい環境』、『片道1時間半までは自分の中では許容範囲』、『職場に近いと休みの日でも呼び出されるかも知れない』、『神戸市内は家賃が高い』といったものでしたが・・・

まず通勤時間は短いに越した事がないんです。

僕の経験上、通勤時間に45分以上かけると、きっちり定時にあがれるような職場でもない限り苦痛なんです。

朝はゆっくりできて、夜は早く帰れた方が楽に決まっているんです。

交通費も当店は月に1万円までしか支給しません。

それすらも本来なら支給しなくて済んだ方がありがたいんです。

それだったらまだ「近場でいい物件があったのですが予算がオーバーしているので困っています・・・。」って言ってくれた方が、住宅手当に交通費分の手当てを充ててあげた方が、スタッフの能率とモチベーションを損なわないだけメリットが大きいんです。

結局高砂で月5万5千円の家賃だったら、神戸でも車庫つきで6万5千円以下の物件は、探せば十分見つかります。

休みの日に呼び出されたら・・・って、「それは一体何の布石やねん?」って話ですよ。

そもそも、その人がお客様や取引先相手に、何かしら重大なトラブルでも起こさない限り、お休みの日にわざわざ呼び出したりなんて絶対にしません。

もうねぇ・・・言い訳になっていない時点で「ああ、この人終わってるわぁ~。」ってなりますよ。

結局天候の影響や、人身事故の影響で鉄道が動かなくて、遅刻や当日欠勤が何度あった事か・・・

そしてそういう人ほど勤務時間中にスマホでツイッターをしたり、電池のなくなったスマホを許可なくピットスペースで充電していたり・・・

工具や部品を無断で持ち帰ったり・・・

酷い時などは人の自転車に付けたばかりの新品の部品を、自分の自転車についていた錆びた古い部品にすり替えた事件もありました。

目撃者証言もあったので、やんわりと確認をしても「知りません!見た事も触った事もありません!」と突っぱねてきましたが・・・

全ては店内に設置している防犯カメラで撮影録画されているので、誤魔化しようがないんですね。

それを告げたら完全に黙秘してしまうという・・・

そんな人を信用できるはずも無く、責任のある業務を任せる訳にもいかず、だからと言って簡単にクビにもできないので大変困りました。

なんでそんな人を雇ったのか?というと、そもそも「うちは小さい店で在庫も無駄には抱えられないし、そのくせ家賃も高いので、最低限このくらいの売上がないと採算が取れないですから、頑張って自転車を売ってもらわないと、仕入れや店の家賃、借入金の返済等、支払いに追われて給料が遅れる日も可能性としてあるかも知れません!それでも当店で働きたいと思えますか?」と、半ばそこまで言ったら辞退するだろう!って思いつつ、事前に断ってみたところ・・・

「それなら僕は蓄えも十分あるので心配要りません!それにプロショップでの長年の経験もあるので、私個人で月に100万円や200万円くらいの売上は出せますよ!必ず御社のお役に立てますようご協力させて頂きます!」と自信満々に言われたので、そこまで言ってくれるなら・・・と採用した結果、半年の間に12000円程度のママチャリを3台売っただけで、あとはピットにこもりっきりか、マニアックな話題に反応したお客様と3時間以上駄弁ったり・・・

外で自転車の拭き掃除をしているのかと思えばツイッター。

しまいめには修理待ちのお客様の為においている自転車雑誌やコミック本を、勤務時間であるにも関わらず堂々と読み始める始末。

ある日常連のお客様相手に、散々と業務(自転車)に関係ない無駄話をほぼ一人で一方的にしゃべり倒しておきながら、「あっ!そろそろ時間なので上がらせて頂きます!」って、これまた一方的に話を切って帰るとか、「お前一体何しに来てんねん?」って話で・・・

決定的だったのは僕がお客様と地方へサイクリングに行くので、「留美さんと2人だけになるけどお店を頼んだよ!」ってお願いしたにも関わらず当日欠勤!

しかも連絡も無く、何度もお店から連絡した結果、始業時間を30分以上過ぎた頃に折り返し連絡があって・・・

「本日熱が36.6度ございまして、非常にしんどいのでお休みを頂きたいのですが・・・。」って。(汗)

仮に平熱が35.0度くらいであっても、それって微熱じゃないの?って突っ込みはともかくとして・・・

休んではいけない日に体調管理も出来ないうえに、連絡さえまともに出来ないとか論外ですよ。

3日目以降はこちらから無事を確認する電話をしても出ない無断欠勤で・・・結局5連休。

そんな責任感のかけらも無い人が店を辞めた後も、ツイッターで当店や僕の事で、ある事無い事をあれこれと悪く書いているらしく・・・

待遇の事なども含めて、退職後にそういった名誉毀損になるような行為はしないで下さい!という事は、契約書にも記載しており、ちゃんと本人の前で読んで納得させた上で、サインもさせたはずなのに・・・

まあ・・・そういった大失敗もあったので、今後はちょっとでも怪しいとか、胡散臭いなぁと思えた人は絶対に採用しません。


あと公私混同する人も困ります。

責任者の許可無く、カウンターにお客様を入れて中で1時間以上駄弁ったり、パソコンで調べものをしたりする行為も困ります。

カウンター内は重要書類もあるし、レジもあるし、いくら信頼できるお客様であっても責任者の監督下で無い以上は、絶対にカウンター内にお客様を入れてはいけないんです。

他のお客様に対しても示しがつきませんし。

そんな事は常識のレベルだと思うんです。

そういった判断力の無い方にも、スタッフとしてお越し頂くと、お互いが不幸になると思いますのでご遠慮頂きたい。



そして履歴書を持って来なかった人と同じくらいぶっ飛んだケースでは・・・

面接の際に「あの・・・ここで働いたら、自転車とか部品って安く買えるんですか?」っていう質問。

「それって今する質問ですか?」

そういうのはさすがに無神経にも程があるやろ?って話で不採用。



言われた事をきっちりこなしてくれるんだったら、それはそれでありがたいのですが、言われた事も満足にできない、それどころか我侭し放題!

楽な仕事ばかり選んで接客はやらないとか・・・

そういうのはもう要らないですね。



研修云々の話もそうですが、試用期間中に教えられるだけ業務は教えます。

それを一人でこなせるようになって初めて本採用なので、その期間中どれ程色々な場面を想定してシミュレーションできるか、業務の数をこなせるかで評価も変わってくると思うんですよ。

「だって・・・それは教えてもらってないからできません!」とか言う人。

じゃあ気になった時になぜ質問しなかったの?

ずっと受身でいて何ができるの?

そうは思いませんか?



飲み込みの早い人であれば、店長業務でさえ・・・最低限の内容は1ヶ月程度で覚えられるんですね。

そもそも自転車屋だからって、自転車を組んだり直したりするだけで満足している暇なんて無いんですよ。

『仕事を覚える気があるかどうか』 =『店長或いは責任のある役職に就きたいという向上心があるかどうか』=『今よりもっと待遇を良くして欲しいと思うかどうか』

全てはイコールです。



僕が今欲しいスタッフは、将来的に自分でプロジェクトを立ち上げて成功させる人材。

自分で店や会社を立ち上げて大きくしたい(成功したい)と、強く望んでいる人材。

世の為、お客様の為に喜んでもらえる為の何かをプロデュースできる人材。

『仕事にやりがいなんて求められない』とか『やりがいと言う前にまずは給料でしょう?』なんていうのは順序が間違っています。

そもそも新人が入社していきなりで何ができるの?って話でしょ?

そんな山のものか海のものかも判らない人に、なんでいきなり高い給料を払ってあげないといけないの?学歴?そんなの関係ないでしょ?高学歴だから仕事ができるなんていうのは、誰もそうは思っちゃいないんですよ。

まずは基礎を積んで、ある程度仕事が理解できた時に、自分の武器や得意分野を活かす事ができたならば、もしかしたらやりがいにつながるかも知れません。

それによって多くの人が喜んでくれたなら・・・

それは会社やお店の利益につながり、結果的に自分の給料や名誉にも還元されるのです。

そこに行き着く努力も経験していないような人が、そんなネガティブな価値観を正当化するのはどうかと思うので、そういう価値観の方はどうか応募をしないで頂きたい。

権利を主張する前に「俺を雇って正解だっただろう?」って言えるくらいの仕事をして下さい!



なぜここまでハッキリと書くかというと、僕にも思い描いているスケジュールがあって、採用に失敗する度に振り出しに戻っていたのでは、いつまで経っても次のステップに進めないっていうのがもう堪えられない!っていうか時間が無い!そういうことなんです。

自転車屋だけで食っていこうとも思っていませんので、貪欲に結果を求める事のできるスタッフが仲間に欲しいんですね!

そしてタケやんや留美さんの目標を、ちゃんと達成させてあげたい気持ちもあるんですよ。

という訳で、少々くらい中二病でもいいので、「俺には何かができる!」とか、「自分の可能性を引き出したい!」って考えているような人は是非ご連絡下さい。

経理や事務作業なら任せて!っていう方も同時募集しています。



ただし今回はあくまでアルバイト(契約社員)からのスタートとなりますので、家庭をお持ちの方や、生活に切羽詰っているような方には、残念ながら希望にお応え出来ませんので、どうかご理解下さいますようお願い申し上げます。

そして社員希望の方は、努力次第では3ヵ月後から正社員として採用する事も可能ですので、是非そうなってもらいたいと考えています。



長くはなりましたが、もう無駄な人件費は捨てたくないので、本音で言いたい事を書かせて頂きました!

2016年4月22日金曜日

なぜ自分の自転車の空気圧を知らない?

確かにママチャリなど一般の自転車では、空気圧をどのくらいで・・・って話になる事は基本的にほぼ無いのですが・・・

ママチャリ用のタイヤにも、ちゃんと推奨空気圧の記載がされています。

概ね2.5~3.0気圧が推奨される空気圧になっています。

空気圧計付きのフロアポンプで入れれば、当然アダプターを使用した状態でも圧は表示されるので、ちゃんと推奨空気圧まで入れる事が可能です。

チューブのクオリティには当たりハズレもあるので、自然と空気が抜ける速度には個体差もございますが、少なくとも10日~2週間に1度は、十分な空気圧が入っているか確認し、どんなにおおちゃくな人でもせめて1ヶ月に1度は空気を足して頂きたい!

それを怠って低い空気圧のまま走る事で、パンクのリスクが大きくなります。

空気圧が少ない=路面接地面積が広くなるので、ガラスや金属片、釘などの鋭利なゴミが拾いやすくなる原因となります。

更に段差のショックを吸収する際に、空気圧が少ない=空気容積が少ないという現象になり、タイヤとチューブのゴムが、ホイールのリムと段差部分のコンクリートに挟まれる形で左右並行に2ヶ所の噛み傷みたいな穴が開く場合もございます。

当店にパンク修理でお越しになるお客様の中でも、後者であるケースが全体の25%と多いです。

しかし最も多いのが、空気圧が少ない状態=タイヤの形を保つ為にリムに引っかかる部分であるワイヤービードが緩んで、急ブレーキなどハードなブレーキングをするとタイヤごとチューブがリムに対して、進行方向逆周りにズレる(引っ張られる)現象が起こる。

これによって『引っ張られて伸びた部分のチューブは薄くなって穴が開きやすくなる』『バルブは傾き、チューブが引っ張られた側からバルブ根本のゴムが裂けてしまう』『バルブの反対側はアコーディオンのように寄ったり折り重なったりしたチューブのゴムが擦れ合って傷が出来る』

等といった3種類のうち、いずれかのパンクになっているであろう!といったパターンが発生する。

この急ブレーキによる3段構えのパンクパターンは、全体の40%から下手をすれば50%以上を占めます。

つまりパンクの多くの原因は、何かが刺さったとか刺されたっていうものよりも、空気圧管理が出来ていない事による理由の方が圧倒的に多いという事をご理解頂きたい。



まあそんな話は一般車に限った話ではない。

時々ロードバイクやマウンテンバイクに乗った人でも「すみません!空気を入れて頂けますか?」ってきた時に・・・

「何気圧が希望ですか?」って聞き返すと・・・

「えっ?いや、よく判らないんですが・・・。」

って答える方が多くて・・・

「なぜそんな自転車に乗っているのに、自分の使っているタイヤの推奨空気圧も判らないんだ?」

って???となってしまいます。

自転車を買ったばかりの人は、買ったお店で説明を受けていないのでしょうか?

説明を受けたけど忘れてしまったとして・・・

タイヤのサイドに記載されていますよ!

ちゃんと見て確認しておいて下さい。

『MAX8.0BAR』とか『MAX120PSI』といった表示があると思うんですよ。

仮に『MAX10.0BAR』と記載されていたとしても・・・

WO(クリンチャー)タイヤの場合は、例えアルミリムであっても8気圧を超える空気圧は入れないで頂きたい。

特に夏場など、気温も路面温度も高い上に、ブレーキの熱でチューブ内の空気が膨張する為、リムが開いて変形し、リムが割れたりチューブが飛び出したりしてバースト(破裂)に繋がる原因となります。

フルカーボンリムの場合は尚更の事、アルミに比べて耐熱レベルが低いので、リムの破損やバーストに発展しやすいです。

オークション等でむやみに中古ホイールに手を出さないで!って言うのは、そういうジャンク品・・・或いはジャンク候補生が出品されている可能性が、思っている以上に高いからです。

そしてオークションなどで安価にロードバイクなどを仕入れた人ほど、空気圧管理どころか、自転車のケアの仕方も何も解らないまま購入されている方が多いように思えますので・・・

どうぞお近くの自転車屋さんに自転車を持ち込んで、恥を忍んで基礎を教わって下さい!

そしてその自転車屋さんで購入しなかったバツの悪さを、しっかりと噛み締めて下さい!(笑)

ちなみに色々と教えてもらうのも、スタッフの拘束時間が伴っていますし、実際に言葉の説明だけでどうにもならない部分も出てきますので・・・

基本的に安全点検や、不具合箇所があればきっちり直してもらうとかで、それ相応の修理工賃として講習料金を支払ってあげて下さい!

そうすればそこのお店で購入していない自転車であっても、今後気持ちよく利用できる心強い味方となってくれるはずです。

お店のスタッフも人間ですから、お客様とは気持ちよく接したいので、それはお客様もお互い様って訳でよろしくお願い致します!

2016年4月21日木曜日

4月 9日(土)走行会・・・仕切りなおし!

せっかく楽しかったルートがヒデさんの落車で残念な思い出になってから2ヶ月が経ちました。

ヒデさんは順調にリハビリも進んでおり、毎日家でローラー台を回しているそうです。

そういう話もあって景気付けに同じルートのリベンジに行こうかと思いまして・・・

参加者には一切そんな話もなくスタート!


烏原水源地の壁を上るタイミングでようやくルートを明かす。

ユル原君が少し早いタイミングで飛び出す!

それに反応してM籏君も飛び出す!

「あちゃ~っ!ちょっと気が早くないか?」と思いつつ僕はマイペース。

今回もヴィーナスRSに乗っているので、反応しようと思えば出来るのですが、やはり走行会後の仕事に影響するのは恐いので温存の方向で(笑)

案の定、社会福祉施設前のヘアピンを曲がったところで、M籏君は反応した事を後悔したらしい。

それでもM籏君の上りの速さは確実にレベルアップしている。


K田様は2人を追って上って行きましたが、僕は立ち止まって撮影。

少し遅れてH川様が上ってきます。


しかし僕も撮影後に後悔する事になる。

いつもは下りのタイミングで撮影するのですが、この日は上りの道中・・・

再スタートがきつい!

ここの壁は普通に20%を余裕で超えてますので、真横を向いて自転車に乗るが、ただでさえ狭い道で・・・タイミング悪く、おじいちゃんやおばあちゃんが散歩していた事もあって、再スタートするだけで余計なエネルギーを消費してしまいました(苦笑)

とりあえず烏原貯水池沿岸を鈴蘭台方向へ進む。


その途中で前回写真を撮っていない箇所があったので撮影。

苔むしていて既に情緒たっぷり!


写真でここの風景を美しく表現するのって難しいですね。


烏原水源地111年の歴史を写真で表現するには、携帯電話のカメラでは役不足か・・・。


山麓バイパスを潜った後に潜る橋。

この橋を潜ったら間も無く鈴蘭台処理場(浄水場)の正門前の激坂が・・・


H川様が遅れています。

写真撮影で遅れただけではなく、烏原の壁で早くも脚にきたそうです。

しかしそうなると石井ダムの階段を登るのが大変になります(汗)


そしてここから自転車を担ぐ区間が続きます!

しんどいといえばしんどいのですが、僕はこういうアドベンチャー要素が大好きです。

そして廃駅の菊水山駅を過ぎて、石井ダム手前で自転車にまたがる際、右手の『マムシ注意!』の看板を見て、「そういえばそろそろマムシが出るシーズンなので気をつけてね!」って言ったら・・・

「ああ、全然大丈夫っすよ!」とユル原君。

「全然大丈夫って、今までマムシに遭遇した事は?」

「いえ、無いっす。」

「無いんかい!(笑)だったら根拠の無い自信は持たない事!マムシは人が逃げようかどうしようか迷っている間にでも、容赦なく飛びかかってくるよ。」

まあ主に産卵時期にはなりますが、マムシの攻撃性が高い時期に遭遇したら、反射的にさっさと全速力で逃げないと大変です。

北区でもマムシの比較的多い、花山という所に住んでいた経験のある僕が「気をつけて!」と言ったら、だまって周囲に気をつけて走るしかないのです。

そしてそんなやり取りの最中、ふと左に気配を感じたので見てみたら・・・


言った矢先に蛇がいました。

これはただのシマヘビですが、かなり大きいです。

通常シマヘビは50~70cm程度の長さで、太さも直径1.5cmくらいなんですが・・・

これは軽く1m以上の長さがあって、太さも一番太い部分で3cmは軽くありました。

ここまで立派なシマヘビは初めて見ました!

「青大将と変わらないくらいの大きさですねぇ~。」って、皆さんもビックリ。

縁起物なので、撮影していたら、左手にも気配を感じて・・・


一瞬「カナヘビか?」と思って、よく見たら大きなトカゲでした。

なるほど『蛇に睨まれたなんとか・・・』って奴ですね。

しかしこのトカゲもかなり大きく育っていました。

いやぁ~春というか初夏ですね。

実際僕はこの日から半袖半パンで走っています。(山を走るので念の為にアームウォーマーだけ装備していますが)

それでもかなり汗をかきました。


そしてこのダムの階段を、一気に登らなくてはならないセクションが訪れました!

暑さも加わって全員ヘロヘロです(笑)


やっと階段を登り切りましたが、僕の予定では更に向こうに見える菊水山の山頂まで上るつもりです。



花壇にチューリップが咲いています。

「白、赤、ピンク、黄色?」

色しか書いてないので品種は不明でした。

それはそうと、この日は『撮り鉄タイム』を設けました!


新開地行きの神戸電鉄です。


ウルトラマン世代の僕には親しみの深い車両です。

この車両、僕の子供の頃は急行か準急でしか使われてなかったんですけど・・・

内張りとシートが阪急電車と同じものを使っていて、好きな車両でした。

最近乗っていないから判りませんが、内装・・・かなり劣化してるだろうなぁ~。


そしてトンネルへと入っていく・・・

この辺のトンネルは新しくなっているはずですが、古いトンネル等は当時の朝鮮人労働者を含む、建設中に事故で亡くなった方々の人柱が埋まっているそうなので、実は昔から心霊スポットして有名な場所でもあります。

ちなみに慰霊碑は会下山公園の北東斜面にひっそりと建っています。(余談ですが)

石井ダムで自殺が多いのはその影響があるのかどうかまでは判りませんが・・・

まあ深夜に一人では絶対に通りたくない・・・ちょっと寂しい場所ではございます。


神鉄の車庫前に出てきました。

ここの右の脇道から菊水山山頂まで続く舗装路があります。

途中すれ違う散歩の方や、ハイカーの方々に挨拶しつつ、全員で会話を楽しみながらのんびりと上りました。


舗装路(車道)はここまでなので、展望台まではまた自転車を担いで行きます。


空はスモッグなのかPM2.5なのかは知りませんが、遠くの景色は霞んで見えません。

本当は淡路島とか一望できるのですが。


それはそうとユル原君の自転車がフェニックスに戻っていました。

「あれ?中華カーボンはどうしたん?」

「あ・・・あれはちょっと・・・封印して自宅で盆栽になっています。」

「ほう・・・もしかしてSNSで叩かれでもしたんか?」

「まあ、そんなところです。」

「なるほど。」(笑)

いや~っ。どうせだったら開き直って堂々と乗っていてもらいたかったかも。

偽物っていうのはロゴも形もそっくりに作っているから犯罪なのであって、ロゴにテープを張ったり、ペイントを施すなどして、本物とは全く異なる別物です!ってしておけば、とりあえずではありますが商標を侵害する事にはならないはず。

先日『フランク三浦』という大阪の時計メーカーが、本家フランク・ミュラーの訴訟を退けて逆転勝訴したばかりですが・・・

確かにデザインとかパクって似せてます。

しかし『完全非防水』って何推しなん?って突っ込みたくなるような謳い文句もさながら、数千円程度のリーズナブルな時計って事もあって、「この時計とフランク・ミュラーの時計を見分けもつかないような人が果たしているんですか?」の一言に、フランク・ミュラー側が言葉を返せなくなったというのが理由だそうで・・・

そりゃフランク・ミュラーの時計と言えばコンキスタドールのシリーズは軒並み100万円以上する超高級腕時計ですからねぇ~。

数千円の時計と見間違われたんじゃやってられませんよ。

そういう事例もあるので、そこは人に非難されるのを覚悟で買った中華カーボンな訳ですから、あえて非難を浴びながらでも堂々と乗って欲しかった。

あくまで僕の理想とする男気の問題ですが・・・

そこで引っ込めちゃうと「ちょっと他人から非難された程度で、簡単に己の信念を曲げてしまうんかい!」という、とっても残念な思いになってしまうんですね。

ちなみにここで言う『己の信念』とは、ユル原君の場合「自分が欲しいと思ったら何としても手に入れたい!」というものと、「人に何を言われようが、自分がそれでいいと思ったら絶対にその考えを曲げない!」といった考え方や価値観の事です。

頑固なのは良くないけど、大切な信念ですよ。

そういう人はたくさん失敗を積み重ねて立派な人になるんです!・・・多分。

そもそも高校生なんだから、何かを試すにしても普通はその程度が限界だと思うので、「中華カーボンしか買うお金が無いんです!」と割り切って、素直に非を認めつつも・・・己の信念を貫いて欲しかったかも・・・

まあこれは自転車屋の店主としてではなく、同じ男としての意見ですが(笑)

しかし本人はかなり反省しているらしくて・・・

やはり同じ自転車乗りとして、他のライダーから後ろ指を指されながら走るのは不本意だと悟った結果がこれなので、そういう意味では別にこれで良かったのかな?

とりあえず自転車を続ける以上は楽しく走ってもらいたいので、今後もそういったわだかまりとかは無しの方向性で頑張って欲しいですね!


学生さんは楽しい気持ちで自転車に乗らないと、競技が続かないし伸びないですからねぇ。

そんな訳で、帰りはヒデさんの落車した道を全員で慎重に走りつつ、無事に有馬街道を下って帰還したのでありました。

これで仕切り直しは完了!

あとはヒデさんの復活を待つのみです。

雨の日に気を使って頂きたい事など・・・その他もろもろ

雨の日には毎度毎度、通行人に対してお願いしている事があります!

濡れた傘の扱いです!

当店は屋根があるので、外の自転車にビニールカバーを掛けません。

カバーをすると車体に傷が入ったり、引っ掛けて倒してしまう恐れもあるので、風の強い時などは、濡れた車体をマメに拭き掃除して出し入れしています。

そもそもHAT神戸は台風並みに強風が吹き荒れるので、ビニールカバーなんて掛けようものなら、全て薙ぎ倒されてしまいます。

歩行者にとっても危険になるでしょう。

だからといって商品が濡れても、別に良い訳ではございません!

それは当然の事です。

しかし・・・

というより、大切な商品の前で濡れた傘を掃う行為を、皆さんはどう思いますか?

食べ物を売っている訳じゃないから、まだマシじゃないか!と言えばそれまでだけど、だからといって商品の前でする行為では無いと僕は思うのですが・・・

大体そんな行為を見て、いい気持ちなんてしませんよね?

何度注意しても(ついうっかりなのか・・・)濡れた傘を、バサバサと掃う子供たち・・・

大人でさえ例外ではありません!

どれほど無神経・・・というか、何も考えずに生きているんだろう?と、その人の人間性を疑ってしまいます。


そういう事を繰り返しているので、こんな注意書きまで作って立てていますが・・・

見ての通り水浸し。

垂れ落ちた雨水は仕方ありません!

しかし・・・


垂れ落ちたレベルでしょうか?

実際に3組程の通行人(塾の生徒さん等)が立て続けに濡れた傘を掃って行ったので、陳列していた自転車を、一旦店内に入れてスタッフ全員が業務そっちのけで拭き掃除をしている最中なんです。

これも仕事だから仕方が無い?

それを言うなら拭き掃除している時間分の人数分の人件費を払ってくれ!

無駄な作業には違いないのである。

ゴミのポイ捨てを平気でする人には、たまにこんな事を言う人がいます。

「清掃業者の為に仕事を作ってやっていんねん。むしろ感謝してもらわんとなぁ。」

同じ人として、この世で同じ空気を吸っていること自体、胸糞の悪くなる我侭な輩でありますが、もしもそれと同じような感覚でいられたとしたら、きっとぶちのめしたぐらいじゃ怒りが収まらなくなりますよね。

僕は理不尽な事(人)と同じくらい無神経な人が嫌いなのでこういう場合、一瞬で怒りのボルテージが上がってしまいます。

そもそも2軒隣の塾の生徒とか・・・

普段でも授業の休み時間に店の前で鬼ごっことかして、商品の自転車を盾にして鬼ごっことかありえないですよね?

それをやさしく注意しても「はあ?何言っとんねん?」くらいのもので、一部の生徒さんは謝りさえしてくれません。

怒鳴って初めてボソッと「すみません。」って、言うかどうか・・・

もちろん全員がそういう訳ではなく、一部の子供だけではあるものの・・・

勉強の前に礼儀と常識を学べ小僧共!と、声を大にして言いたい。

タバコやゴミのポイ捨てを平気でする人、空き缶のゴミ箱にダイエーで買った弁当のゴミ等といった生ゴミを突っ込んでいるような連中は、もはやそれ以前のレベルだと思います。

そういえば最近、また上の階のベランダから生ゴミが降ってきます。

どこの部屋の誰が犯人なのか、未だに判明しておりませんが、非常に迷惑で危険極まりありません!

誰かが直撃を受けて怪我をしてからでは遅いです。

誰もが気持ちよく過ごせる街づくりとは、一人一人の意識にかかっていますので、是非そういった行為の無いようにご協力頂きたいと切に願います。

2016年4月19日火曜日

おいおい!勘弁してくれよ!

自転車のタイヤに空気を入れて欲しい!って来店した男性。

傍らには小学2年生くらいの男の子が・・・

その時点で可能性を予測しておくべきだった(汗)

空気を入れたあと、親子共々お礼を言ってくれて・・・

特に男の子が最近の子にしては驚くほど礼儀正しくて、つい気を許してしまった。

まさかの店の入口で二人乗りして帰ろうとする。

お子さんに至っては普段から慣れた様子で、リアキャリアにタオルを敷いて颯爽と座ったのである。

「ちょっと待って!二人乗りはやめて!」

「あはははは・・・。」って走り去って行きました。

おいおい!勘弁してくれよ!

自転車に乗る全ての人、それらと道で行き交う全ての通行者の安全とモラルを守るのは、自転車屋の商売とは別に与えられた使命なんだ!

その自転車屋の店先で二人乗りをするなんて断じて許しがたい行為!

ちくしょう!馬鹿にしてやがる!



自転車屋にも『ミドリムシ』のように、『見なし警官』の権限が欲しいものである。

『二人乗り』、『ながら』、『信号無視』、『逆走』、『無灯火』、『整備不良車』・・・

注意して素直に従わないようなら、全て検挙してやりたい!

そして春日野道の中学生など、わざと二人乗りで店の前を騒ぎながら集団で通過する連中もいるが、そういう挑戦的な連中は強制的に自転車を降ろされる覚悟を持って挑んで頂きたい。



自転車は基本的に一人乗りで、制限体重も80kgであります。

二人乗りして自転車が壊れても保険金は下りません。

自転車メーカーや購入した自転車屋にクレームをつけても、壊れ方を見れば使い方は一目瞭然!

嘘は一切通用しないと知っておいて頂きたい!

人を巻き込んで事故をした場合、仮に自転車保険に加入していたとしても、二人乗りその他危険走行と見なされる乗り方をしていた場合、保険は適用されません。

完全に自腹です。

何百万円とか、何千万円とかいう損害賠償を背負っても、誰も助けてくれないという事を何故真剣に考えないのか?

いずれそんな加害者も被害者も不幸になるような事故を起こす前に、実力行使で制止する権限を許可して頂きたいものだと、つくづく思う今日この頃であります。

っていうか、そもそも警察は何してんねん!っていう話ですわ。

道路交通法で自転車の規則を強化したくせに、いったいどれだけ放置して見逃しているんでしょうか?

まったく頭に来る事ばかりです。

4月 3日(日)ポタリング・・・お花見バーガー&トンプソン試乗会2日目!

この日は朝からシンズバーガーに電話をして、ハンバーガーを人数分注文!

7人で出走・・・って思ったら、珍しくS藤様が体調不良でお休みに。

シンズバーガーまでは王子動物園の桜を楽しみながら走る。


「留美さん!早く走らないと置いて行かれるよ!」(笑)

H江様は僕の撮影待ち?

ファーナSLの試乗車に乗った時の感覚が残っているうちに、2015年モデルのファーナ700で、どこまで限りなく近い走りができるかを試してみたい様子。

そんなH江様のペースメーカーに指定された僕は、H川様の走りを見ながら・・・

誘っているようならスピードを上げようかぁ~って思いつつ、結局ジワジワと速度を上げてしまいました・・・(笑)

そしてシンズバーガーでハンバーガーの焼きあがるのを待たせて頂きました。

土曜日に相当忙しかったそうで、バンズの残りがあと僅か!

僕らのバーガーを作ったら早速、追加のバンズをパン屋さんまで急いで仕入れに行かないといけない状態でした。

そんな状況の中、我々のハンバーガーを優先して作って頂けたのはありがたかったです!



とりあえずハンバーガーはサコッシュに詰め込んだので・・・頑張ってもうひと上り!


摩耶ケーブルの駅前まで上りました。


写真じゃ判りにくいですが、ここも最大18%はある激坂ですので、女性陣は乗ったままじゃ上って来れません。

H江様が女性陣の頑張りを労いに下りて行きました。


留美さんは変速の入りが悪くなったそうで、42T×21Tのギアで途中まで頑張った為かヘロヘロになっていました。


摩耶ケーブルの駅の隣にある公園でハンバーガータイム!

O合様がハンバーガー片手に撮影をしています。


僕も真似をしてみましたが、ピントが微妙・・・

携帯電話のカメラって、時々「使いにくいなぁ。」と思います。


しばらくするとO合様がハーモニカを取り出し、『桜坂』を演奏し始めました。

即興でこういう事ができる人って素晴らしいですね!


ちなみに今回僕が使用した試乗車は、『トンプソン・シリウス2.0』です。

過去に試乗車を借りた時は、サイズを間違って大きいサイズのものを送られてきましたので、インプレッションもそこまで正確な評価ができなかったのですが・・・

今回はバッチリ僕の使いやすいサイズだったので、非常に乗りやすかったです!

シリウスは簡単に言えば、僕が愛用している2008年モデルのX-LIGHTと、乗った感じがそっくりな自転車。

持っても乗っても軽くて、ヒルクライムもスプリントも卒なくこなせて・・・

それでいてロングライドもしんどくないという、完全なオールラウンダーです。

脚力に自信の無い人でも、この自転車だったら楽に乗れますし、きっと自信が持てるようになると思います。

僕も初代エヴァディオ・ヴィーナスに出会うまでは、X-LIGHTがその当時で世界一『パーフェクト』な自転車だと感じていたくらいなので、このシリウスも一切の隙が無いパーフェクトな自転車だと思います。

なので・・・自分の命を削ってでも、更なる速度を欲する人はフォースを選べば間違いないですし、そこまで覚悟して乗るのは無理だ!という人はシリウスに乗れば、それ以上に求める自転車はこの世に無いでしょう。

そのくらい優等生な自転車だと評価させて頂きます。


それでは下山の時間です!

そこの交差点を右に曲がれば・・・


桜トンネルです!


観光客や運送屋さん、バスなど・・・車の往来も多いので、注意して走りましょう!


ミワさんに撮影して頂いた1枚です。

H川様は先に下まで下りていました。

それにしても道路の真ん中で撮影する観光客が多かったのですが・・・

交通の妨げになっていても『気付かない』、『気にしない』人も何人かいて、ちょっと迷惑に感じました。

季節のものなので、少々の事なら誰も文句は言わないと思いますが、撮影が終わるまで待って下さっている方々への礼儀作法はしっかりと行なって欲しかったですねぇ。

見ていてすごく気になりました。


とりあえずトンプソンの試乗会は、乗って頂いた方にはかなり良い評価を頂きましたが・・・

以前より「トンプソンって扱わないの?」とか、「トンプソンの試乗車って置いていないの?」って聞きに来られた方ほど、こういう時に来てくれないという・・・

送料などの経費もかかるので、そうそう頻繁には試乗会なんて開けないですから、是非実施している時にはスケジュールを調整して頂きたいものです。





そういえばトンプソンの新型『カペラ』についてですが、メリダのリアクトに近い性質だという事が、試乗した皆さんの評価により判明しました。


体格の大きな人には、カペラの高い剛性と、コーナーリング安定性が非常にマッチして乗りやすいとの事です。

僕もあれこれセッティングをし直して乗ってみましたところ、リズムこそ掴みにくいものの、前日乗ってできなかったダンシングもできるようになりましたし、とにかく速度が乗ってきてからの走りは本当に楽しくて、個人的には「これはこれで面白いから悪くないなぁ~!」って感じました。

今回試乗して気に入って下さった方・・・

是非トンプソンのご注文お待ちしております!!

2016年4月17日日曜日

4月 2日(土)お花見走行会&トンプソン試乗会!

この日はお花見だと宣伝していたのですが・・・

やはり『釣り』だと思われていた模様。

「どうせそんな事言いながら激坂を上るんでしょ?」って。

よって参加者は僕とK田様とH川様の3人だけ!

まあまあ、それはそれで気楽にお花見サイクリングを楽しめるって訳で・・・


摩耶ケーブル近くにある桜トンネル・・・

翌朝にポタリングで行く予定なので、桜のコンディションだけ確認!

僕は試乗車のエヴァディオ・ヴィーナスRSで走り、手前のトンプソン・フォース(試乗車)にはK田様が乗って走りました。

次に阪急御影まで移動・・・


前週にも行った深田池ですが、一気に桜の花が開花しました!


前週は1本の木しか咲いてなかったのに、この日はこんなに鮮やか!


H川様は試乗車ではなく、ご自身のエヴァディオ・ペガサスで参加。

トンプソン1台にエヴァディオ2台!

なかなか見ることのない組み合わせです!

そして更に東へ進み、住吉川も渡って岡本も通過・・・


薬科大学の激坂を上る!

次に芦屋川を目指す。


阪急芦屋川駅の北側は橋梁工事がまだ完了していないので、このように色気の無いものも写真に入ってしまいますが・・・


花見に訪れている方はたくさんおられます。

ここからライト坂を上って芦屋山手~六麓荘と横断。

そういえば六麓荘では最近、演歌界の大物が大豪邸を建設中だという情報が入っていたので・・・

ついでに拝見いたしました。

B’z稲葉さんのプライベートスタジオ兼住居の斜め前に、白亜の豪邸が・・・今まさに完成間近な常態で、インテリアなどの搬入作業真っ最中でした。

六麓荘の中でも一等地に、まるでお城のような豪邸を建てるなんて・・・

さすが演歌界の大物は「なめたらあかん!」ですね!

しばらく3人で「すっげぇ~!」って眺めてから、苦楽園坂を下って夙川の河川敷へ向かう。


踏み切りに捕まってしまいました!

「ああ~っ!桜と阪急電車の協演が~っ!」

まあ甲陽線なので、しばらくしたらまた折り返し戻ってくるでしょう(笑)


桜の撮影・・・っていうより撮り鉄の方々が陣取っていて、若干情緒に欠けるなぁ~と思いつつ・・・


我々も各々自由に撮影タイム!


のんびりとお花見・・・屋台を巡ってぶらぶらしてみたいなぁ~。


関学や神戸女学院、神戸大学辺りの学生たちは相変わらず、ここの河川敷で花見という名の新歓コンパで、鼻の下を伸ばしているんでしょうか?

花見の際はゆっくりと穏やかな時間を過ごしたいものです。

それにしても夙川・・・ゴミが少なくなっていました。

たまたまなのか、地元の自治会が頑張ってらっしゃるのか・・・

こんな美しい風景をゴミで汚してはもらいたくないものです。


阪急電車・・・まだかな・・・

って違う方向を撮影している時に「ガタン!ゴトン!」って・・・

「おいっ!」


「うお~っ!油断してた~!」(涙)

甲陽園発夙川行きが通過してしまった。

しかし・・・

そうなのだ!夙川発甲陽園行きの電車がたった今、苦楽園口駅で入れ違いになって来るのである。


来た~っ!


今年の1枚は携帯電話での撮影なのであれですが・・・

やはり夙川の桜といったら、このアングルは外せませんなぁ。



この後電車を追いかけるように甲陽園へ向かい、目神山町の坂道を上る。

甲山の道も桜並木を楽しめていいのですが、目神山町の住宅街も情緒があって走りよいのです。

序盤と後半に激坂があるので油断はできませんが、僕は好きなルートです。


桜と大阪湾の風景が一望できるポイントから間も無く、北山ダムへ上る裏道が・・・


着きました!

相変わらず渇水状態の北山ダムですが、桜並木は綺麗です!



ヴィーナスRSは最高に楽しいロードバイクです!

K田様からも「店長RS買いましょうよ!」って言われまして・・・

「これは是非欲しいですね!」

「いやぁ、後ろから見ているだけでも、店長の楽しそうなのが伝わってきますよ!」

「そんなにですか?いつも通り走っているつもりなんですけどねぇ~。」

「いやいや!いつもとは全然走りが違いますよ!すごくイキイキしているっていうか。いやぁ~やっぱりエヴァディオはいい自転車なんですねぇ。」

「ちなみにK田さんはどうですか?そのフォースに乗ってみて・・・。」

「あっ!この自転車もいいですよ!すごく楽しいです。自転車がこんなにも色々な個性があって楽しい乗り物って知ることができて、本当に良かったですよ!」

K田様は素直に良いものは良いと感じて褒める人です。

好きか嫌いかではなくて、良いと思えるかどうか・・・

サイクルモードでは各メーカーのフラッグシップバイクを試乗して、「どれも高いだけあって良い自転車だった!」と絶賛しておりましたが、そんなK田様も優等生タイプの自転車よりは、ちょっとひねくれているけど、乗りこなしたら恐ろしく速い!っていうような尖った自転車を好む傾向があります。

そんなK田様にとって、「挑戦者求む!」的な走りをするトンプソン・フォースは非常に魅力的な1台だと感じたそうです。

僕もそれは確かだと思います。

大手メーカーは万民ウケする個性の無い自転車ばかり作って、自社のポリシーを見失いつつありますが・・・

このトンプソンというメーカーは老舗ではあるけど、実に味わいの深い自転車を作っています。


この3台・・・性質はそれぞれバラバラですが・・・

どれを選んでもハズレじゃないと、自信を持って薦められる自転車です。

帰りは鷲林寺南町から苦楽園へと抜けて、六麓荘経由で走ったのですが・・・

苦楽園六番町でまさかのパンク!

試乗車をパンク修理で返す訳にもいかないので、チューブ交換で・・・

っていうか、H川様に助けて頂いたんですけどね(笑)


六麓荘交差点の枝垂桜も、満開ではないものの非常に綺麗でした!

リアタイヤの空気圧は申し訳程度しか入れていないが、それでもヴィーナスRSの加速は素晴らしく、サイクルコンピューターをつけていないのが残念に思えるほど。

そしてトンプソン・フォースに乗ったK田様も、恐ろしく鋭い加速感に我を忘れそうになったそうです。

こんな素晴らしいトンプソンの試乗会・・・

メーカーのHPで開催する旨を宣伝して欲しかったなぁ~。

そういうのがあるか無いかで、やはり多少でも参加人数は変わってくるもので・・・

それについては少々残念に思えましたが、少しでも乗って頂いた方に、「これは面白い自転車ですね!」とか、「走るのが楽しくなりますね。」っていう反応を頂けたのが嬉しかったです。

次の日も負けずに試乗会!