2015年6月30日火曜日

余談ですがご報告!

6月28日(日)に淡路島1周に参加したメンバーと、その帰りを待って一緒に焼肉に行ったメンバー限定の報告事項です。

遅れただの、はぐれただのって話に心配して・・・

その後どうなったの?って思っている方も多いはず。

いやむしろ当事者全員が心配していました。

とりあえずS井君は無事だったそうです。

それだけ先にご報告致します!

詳細は追って記事を書きます。

6月14日(日)ポタリング・・・やはり次回はあれですな・・・

最近メンバーは入れ替わるものの、ポタリングの人数が10名以上の日が多い。

「行く店に困りますなぁ~!」

「店長は今日どこでお考えで・・・?」

「OBでしょ!今すごく喉が渇いているから・・・普通サイズじゃ困る。そんな感じ!」

この日は御三家とM鍋様、S本様にA部氏、K南様とユル原君、マサやんとS藤様が参加して計12名でした。


写真では判らないですが、僕とH江様の間にはS本様が挟まれています。

向こうは女子会・・・かと思ったら親方が座っていました!


窓際の向こうの席にはマサやん、ユル原君、A部氏に混ざってM鍋様が!

紳士のM鍋様は10代の若僧2人を前に、一体どんな会話を展開しているのだろうか?(笑)

そして僕とS本様は仲良く同じメニューを注文して、これまた仲良く最後まで待っていました。


アイス抹茶オーレのモーニングセット。

OBにしては珍しく時間がかかって登場しましたが・・・

「うっ!粉っぽい!マジかぁ~。」

噂には聞いていましたが、ここまで粉っぽいとは・・・

隣でS本様が「ゲフッ!」ってむせていました(笑)

そしてさすがOBというべきか、量が多過ぎて飲み切るの大変でした。

「やべぇ!もう開店時間が近いじゃないか!」


帰る準備をしている横で、親方がKETSUを左右に振っている(汗)

見てはいけない光景を見てしまった模様。


「ん?それにしてもH川さんと留美さんがいないじゃないか?」

「もう先に行きましたよ!」

「そうなの?」

僕も慌てて後を追う!

そしてなんとか知らないうちに留美さんを追い抜いて、9:58に店に到着!

ギリギリセーフでした。

とりあえず次回OBに行った際は迷わずバナナジュースにしよう!

そう心に強く誓うのでありました・・・。

6月13日(土)走行会・・・試練

この日はどうしても再度山でタイムアタックをしたいというメンバーが複数いたので・・・

前日からそのつもりでいました。

というのも、マサやんのユル原君への対抗意識が強過ぎて・・・

そしてマサやんは一度、N様2号との勝負で26分57秒だか、58秒だかのタイムを出してはいるものの、単独で走ったらなぜかいつも32~35分くらいかかってしまうらしい。

なぜだ?

ユル原君は以前乗っていたロードでも27分台だったので、メルクスを乗りこなせば軽く26分台より速いタイムを期待できる。

それにヒデさんも26分45秒で走れる人なので、マサやん的にはこの2人と走れば、確実にベストタイムを狙えると思っていたのでしょう。

そんな思惑は言わずとも解っていたので・・・

再度登り口に着いた僕は「じゃあ今から1人ずつスタートしてもらいます。まずはH川さんがスタート。次にM上君。ただしM上君は今回再度を走るのが初めてなので、H川さんに追いついた場合は絶対に抜かない事!そして信号を1度待って次の信号でマサやんがスタート・・・」と言うと。

「え~っ?僕が誰かと一緒に走らないと駄目な事知ってるくせに~!」

「よくわからないジンクスを克服するチャンスなんだから、文句言わない!」



僕の考え方として、いつも誰かについて行こう!とか、追いつこう!って考え方で強さを発揮するマサやんに、今回は先頭を走る恐さと辛さを味わいつつ、気がついたらそこそこいいタイムで走ってしまった・・・そんな結果を期待してみました。




そして本来登り口で合流予定だったタケやんが、来ない来ないと思っていたら、なんとマサやんの出発後に遅れて到着!

完璧過ぎる演出です。

マサやんが最初のカーブを曲がった直後に「タケやん!もうスタートしてもいいよ。マサやんを追って!」ってタケやんを刺客に送り込む。

多分僕らの声が聞こえたであろうマサやんには、20秒後にスタートしたタケやんの存在は恐怖になるし、声が聞こえていなくても後ろを振り向いたら、そこにいる恐怖は絶大だ!

そして更に信号を待ってから次に僕がスタート。

最近全然上れないので許して下さい(笑)

最後にヒデさんとユル原君が、もう一度信号を待ってからスタート!



僕はトンネルを抜けるまで1分25秒。いつもよりかなり抑えて走っている。

向こうのS字カーブにタケやんの姿が見える。丁度いい標的に・・・なるのか?

タケやんは某ショップのサイクリングに参加した際に、同じく他の参加者の立ちごけに巻き込まれて、愛車のニールプライド・アリーゼが破断してしまうという不幸に見舞われ・・・

現在は新たにKOGAのアルミフレームを購入して乗っている。

正直KOGAのキメラアルミは硬い。

硬過ぎて脚が売り切れる以前に、地面からの振動や、自分の脚力がストレートに跳ね返ってくるので、膝がガクガクになってしまう。

逆に脚力の無い人には、軽いギアでクルクル回して走り易いっていうのでオススメできるフレームだけど・・・

まず僕みたいにパワーに任せてトルクで走る人には合わない。一瞬で骨抜きにされてしまう。

タケやんも乗ってみた感想としては僕と同じで、「一瞬で吸われる!脚がガタガタになる!」って話でしたが、同時に乗りこなしたい気持ちもあるようで・・・

実際KOGAに乗り換えてからのタケやんは速くなっています。

鶴甲のタイムを見ても、以前のタケやんより1分は速くなっています。

なので、現状の僕にとっては、タケやんに追いつくのもかなり至難かも知れません。

とりあえずこの日の僕の予定は最初のピークまで、余力を十分保って16分前後で走る事。そこからの後半を14分以内で走って、トータル30分以内で走る・・・そんな感じでした。


噂によると・・・最近来ていないエヴァディオ・ビーナスに乗ったK様は、再度山を関の茶屋(五辻)まで24分を切るタイムで走るのだとかで・・・

もう全盛期の頃の僕でも歯が立たないレベルにまで強くなっているそうです。

そのタイムを考えると、後半14分はあくまで妥協です。

K様は12分以内で走れるのですから。

そこから僕が上りのスピードで落ちている分を差し引いても、14分は出せなければならない・・・

K様は最近のライダーにしては珍しく、下りもアグレッシブに攻めた走りが出来るので、いつもみたいに下り坂で僕にアドバンテージがつくなんて事は考えられません。

カーブのライン取り一つすらも集中して、コンマ数秒を削っていくくらい追い込まないと12分以内で戦うなんて不可能なんです。

まあこんな事を書いていると、そんなギリギリまで追い込んだ走りが出来ていた当時がうらやましくも思えるし、それが出来なくなった今の自分が恨めしくも思えます。

とりあえずビーナスブリッジを越えてからのゼブラゾーンまでは、今まで以上に余力を残して通過しました。

さあここから次のヘアピンまでは呼吸を整えて、無心になって走ろう・・・

そう思った瞬間、急に真後ろに気配を感じて振り返ったら、やはりユル原君でした。

ヒデさんが遅れているのは意外でしたが・・・しかしまたなんでこのタイミングなん?

ユル原君は事と次第によてはマサやんすらも追い抜くくらいの勢いで走っています。

ペースと心がすごく揺さぶられました。

お陰さまでヘアピンまでくる頃には僕は息が上がってしまい、慌てて呼吸を整える。

レース慣れしていた頃は人は人!って割り切って走っていましたが、身内に負けるとかホームコースで負けるとか・・・未だに慣れないです。

やはり走れない自分に苛立ちもあるので、心が乱れますね。

何とか碇山のヘアピン辺りで呼吸が整ってきたので、ユル原君を意識しないようにマイペース。

最初のピークまで16分ジャスト!とりあえずここまでは予定通り。

しかし疲労度はいつもどおり・・・いや、もう少し疲れているかな?

ここから14分・・・

しかし得意の下りでも筋肉に酸素が回っていない感があって追い込めず。

大竜寺で捉えたH川様とM上君になかなか追いつけず、とうとうヒデさんにも抜かれ・・・

気がつけば最後尾。

その後再度公園の分岐でようやくH川様とM上君を抜いたものの、もう余力なんて全く残っていない。

外人墓地までの上りも全然スピードに乗らないまま・・・

下りは攻め込めていない。

当然学習の森カーブを過ぎてからの上りは惰力が死んで失速。

気がついたら今度はM上君が後ろにピッタリついている。

結局とことん心が乱れまくったままゴール。

森林植物園西口の後の上りでは、意地でM上君を引き離したが、結局僕のタイムは32分20秒と平凡なものに終わってしまった。

むしろM上君の成長も、ここのところ急上昇しているような・・・

マサやんは僕の目論み通り、後ろから追われる恐怖で必死に走ったそうで、何とか単独で27分08秒で走れた模様。

ユル原君はやはり前半で飛ばし過ぎて後半伸びず、27分20秒程でゴール。

ヒデさんが遅れた原因はやはりユル原君。

スタート後のペースが異常だったので、やはりペースを乱されて調子が狂った模様。

この日は28分30秒だったそうです。

タケやんはタイムをちゃんと計っていなかったみたいですが、話の流れから考えると31分台前半って感じで、やはり後半はたれてしまった模様。

H川様は36分を切るか切らないかで走れたそうなので、そろそろ35分切りを狙って欲しいですね。



そして関の茶屋で休憩していたら・・・


O様親子が六甲山から下って来ました。

K君もかなりロードに乗りなれてきたようで・・・

そろそろ僕も今のままだと抜かれてしまうかも知れませんね。


この後はO様親子とはお別れし、7名で西六甲ドライブウェイを丁字ヶ辻まで上って、表六甲を下って帰りました。

その際、下りの遅いメンバーはとことん遅いので・・・(笑)

僕とユル原君、ヒデさんとで先にケーブル駅前で残りの到着を待っていたら、メッチャ美人でスタイルの良いモデルのような女子高生が目の前を横切っていき・・・

バス乗り場でバスを待っていたので、マサやんが追いつくや、「マサやん早く!モデル級の女子高生がいるよ!」って教えたら・・・

「えっ!えっ!マジっすか?どこ?どこ?」

ブォ~ン!(バスの出発した音)

「あ~あ。また見逃した!」

「俺はどうしていつもタイミングが悪いんだ!」

「次は死ぬ気で下って来なさい!(笑)」

相変わらず何とも冴えない話で締めくくりましたとさ・・・完

2015年6月26日金曜日

6月11日(木)ホタル鑑賞会・・・IN三木

この日は雨でしたが、ホタル鑑賞には支障の無いレベル。

ホタルは雨や風の強い日は観れないんですが、僕が観に行こうとしているポイントは台風でもない限りは、雨や風の影響を受けにくい絶好のスポットなんです。

実は3日前に神戸の近場で良い所が無いか調べてたんですね。

ユル原君は夙川で観て、ホタルを捕まえて接写に成功していましたが、夙川だと車で行きにくい。

有馬温泉もだいぶ観れるようになったとは言うが・・・確かな情報が無い。

そこで気になる場所を発見。

大々的には知られていないが、確かにホタルが観れそうな場所だ!

そして8日の夕方から現地入りして観ていたら、20:00~22:00頃までは普通にあちこちで光っているのが観れる感じでした。

比較的観に来る人も少なめで、知る人ぞ知る・・・的な穴場スポット。

場所は荒らされたくないので詳しくは言えません。

一応ホタルが鑑賞できるという事でネットや雑誌での紹介はされていますが、判りにくい場所なので誰も行っていないだけ。

ざっくりと言うと三木市内にあって・・・

インドから渡来してきた仙人が飛鳥時代に創建したとか云われている由緒あるお寺。

そのお寺の駐車場周辺がメインのスポットなんです。

人気がもう一つなのは心霊スポットではないかとされる箇所が周辺に点在し、お寺の境内には現在もあるのかは知らないが首無しの・・・

まあちょっと見ただけでゾッとするものがあるので、オカルト好きな人の間では結構知られていたんですよ。

そんな場所ですが・・・僕は一人で車で行って朝まで駐車場で寝ていた事もあるので、多分嫌な雰囲気の場所では無いはずです。



それにしても19:30に閉店して行こうとしていたのですが、立て続けにご来客があって・・・

結局閉店作業に入ったのが20:40~(涙)

車に乗って出発したのが20:55頃・・・

平日なのに何なんでしょうね?

まあ・・・きっとこれが嬉しい悲鳴なんでしょう。

そして参加者は・・・

僕、留美さん、Y崎様2号、ユル原君、K川様と3人のご子息たち・・・

計8名でした。

N尾様も寸前まではお店にいたのですが、突然のお呼び出しがあって帰宅。

という訳でY崎様2号の車を当店の駐車場に停めて、僕のレガシィとK川様の車の2台で向かう。

新神戸トンネルを抜けて・・・HAT神戸から20~25分程度走れば、はい!到着!

到着したら21:15を回っていたので、ちょっと遅かったかなぁ~って思ったのですが・・・

「おおっ!さすがにもう数は減っているけど、まだまだ活動しているやん!」

小川の向こうの森を中心に、無数のホタルが飛んでいる。


近くの木の枝にとまりました!

もっと近くに来ないかな~って思っていたら、ユル原君がダッシュ!


「捕まえました!」

「マジか?すごいな!」

しかし手のひらを開いた瞬間飛び立ったので・・・

「捕まえた!」

今度は僕がキャッチ!


しかし手の周りを散々歩き回ってまた逃げる!

そしてまたキャッチ!

ホタルは飛ぶのが下手なのか・・・簡単に捕まり過ぎる(笑)


しかし逃げ足は速く、フラッシュの準備をしているうちに手の裏側へ隠れてしまう。


しかし観れて良かったですね!


天気は小雨でしたが問題なく観れました!


そしてここでは5月下旬~6月下旬まで観察できるとあったので、昨日(6月25日)も前回行けなかったN尾様と留美さんと連れて観に行ったら・・・

22:00過ぎでしたが観れました!

さすがにホタルの寝る時間でしたが、ライトを点滅させると反応して光ってくれるホタルがいるのです。

しかも一瞬目を疑いましたが、赤く光るホタルもいました。かなりレアです!

いや~っ!癒されますね!



帰りも新神戸トンネルを抜ければあっと言う間に三宮ですが・・・

晩御飯を北鈴蘭台のガストで食べて、有馬街道を下ってから・・・

ユル原君の家が思った以上に遠いので、運転・・・超疲れました(笑)

自転車には直接関係ありませんが、こういう時間を皆さんと共有するのも良いものですね!

また何か楽しい企画を考えて・・・

楽しい思い出をいっぱい作りましょう!

2015年6月25日木曜日

世界に1台のトンプソン・フォース!ようやく完成に・・・

4月中頃にトンプソン・フォース購入のご相談にお越し頂いたN原様に、色々とカラーオーダーの色の組み合わせを提案。

1週間後には「すぐにでも欲しいから注文します!」って再びご来店頂きました。


《提案例1》

 《提案例2》

《提案例3》

黒ピンクが大好きだというN原様。

いつも野球の試合帰りや行く前にお立ち寄り下さるのですが、野球のユニフォームが似合うくらいのガッチリしたスポーツマン。

その上思い立ったらすぐ行動!ちゃんとした理由や理論がなければ納得しない!

白黒ハッキリしないと絶対に駄目!って感じで、気持ちの良いくらいハッキリした性格のお客様。

最初は黒とピンクだけでいいとおっしゃっていたのですが、僕が提案したデザインを見て、ちょうど奥様から「せめて挿し色で白を入れて!」と言われたとかで、それが購入の決断に至ったのだとか。

しかし黒ピンクが諦められない・・・


こんな感じて黒い部分をシャイニー(つや有り)とマット(つや消し)のパターンにして、挿し色にピンクっていうのが理想・・・

そんな話になりました。

そこからが大問題!

早速トンプソンの輸入代理店である、東部商事さんとハマショーさんに相談をする。

「ブラック単色でのシャイニーとマットのコンビネーションは出来ますよね?それに挿し色を加えた3色っていうのは出来ないんですか?」

「確かに黒だけのコンビでならしていますが、それに別色を加えての3色は今までご注文を受けた事がなくて、オールシャイニーかオールマットであれば3色は可能なんですが・・・。」

「駄目元で一度ベルギーの本社に掛け合ってもらえませんか?これはこれでできたら面白いと思うんですよ。お客様のトンプソンに乗りたいという気持ちと、カラーリングに対する強い想いを伝えて下さい!万が一アップチャージがかかるって話であれば、そのくらいは何とかします!」

「解りました!そういうお願いであれば掛け合ってみます!」

ベルギーは言語が複雑で・・・

正確にこちらの想いを伝えるのにはなかなか時間がかかったそうです。

最初は断られました。

それでも東部商事担当者のI田さんに「もう一度プッシュして下さい!」ってお願いしたら・・・

何とかなりました(笑)

一応工程を一つ増やす事になるので、やはりアップチャージがつくと。

それも通常のカラーオーダー料金よりも高いアップチャージがプラスアルファで加算されます。

しかしそれで納得のいく自転車に仕上がるなら・・・ねぇ?

そこから塗装に入ってもらい、完成してベルギーから日本へ送られて来るまで1ヶ月少々。

意外と早くないですか?

まあ成田の税関での足止めが意外に長くて、結局当店に到着したのは6月10日のお昼前!

予定では9日に到着~組み立て。

10日の午後にN原様のサイズ合わせっていうスケジュールでした。

フレームが着いた瞬間店内の空気が変わる!

「よっしゃ~!急いで組み上げるぞ~!」


既にホイールは組みあがって、ハンドルにSTIレバーを取り付けるところまで準備していました。


説明書の無いプラモデル状態です(笑)

しかもフロントフォークのコラムをみたらマスキングテープが付いたまま!

カラーオーダーした感満載ですね。


しかしイメージ通りに仕上がっていてホッとしました!

カーボンモノコックだからなのか、少々エクボみたいな凹みがあったりするのは・・・

神経質なお客様に、突っ込まれそうなポイントではございますが、これはこれで味があっていいと割り切ってもらうしかないところです。


サドルはタケやんの私物です。

これが限定物でなければ仕入れてつける事ができ・・・

そうすればフレームカラーにピッタリと合うのにねぇ~!って・・・

一応セライタリアのジロ・デ・イタリア限定サドルも考えていたのですが・・・

前回卸業者に問い合わせた時にはまだ未入荷だったんですね。

「もう入荷してますか?」

「ええ、もう完売です。」

「はあ?」

とまあ、先日にそんな事もあって、すぐさまセラサンマルコのサドルを別で注文。

しかしそのサドルだけはこの日に間に合わなくて・・・


とりあえずサイズ合わせの間だけテストサドルを使用。

組みあがったのとほぼ同時にN原様がご来店!

「間に合った~っ!」

そしてN原様も思いの他、仕上がりの良さに大満足!

サイズ合わせも終わってコラムカット・・・

サドルはまだだけど・・・とりあえず仕上がった状態です


挿し色の白はステムとアウターケーブルに加えました。

バーテープも黒の中にピンクのドットが入っています!

かなり黒ピンクを徹底しましたが、あくまでいやらしくならないよう、僕なりに考慮してコーディネイトしました。


しかし撮影日の天気が微妙で、せっかくのシャイニーとマットの競演が判り難い(涙)


これなら判りやすいかな?

女子中高生に支持されそうなカラーリングですが、その走りは暴君そのものです。

圧倒的な加速感!

それに魅了されてトンプソン・フォースを選んだN原様。

早速週末に小豆島を1周してきたそうで、帰りに当店へお立ち寄り下さいました。

「これメッチャいいわ~!」

すぐに脚が売り切れる自転車ですが、「もっと速く走れ!」と自転車が語りかけてくる・・・

「そんな脅迫的な自転車だからこそ乗りたくなった。乗りこなしてやりたいと思った。」

是非フォースを乗りこなして欲しいですね!

今回はイレギュラーな注文にご対応下さったトンプソンと、輸入代理店の東部商事さん及び、ハマショーさんにも感謝致します!

どうもありがとうございました!!




プロや実業団選手の間ではスパルタンなフォースよりも、シリウスの方が圧倒的に支持が高いようですが、僕個人的には乗りやすいシリウスよりもワクワクさせてくれるフォースの方が魅力的ではあります。

また最近は女性でも乗れるようにサイズの小さいものもございます。



それと・・・



近々トンプソンのオリジナルジャージも発売になります。

これは発表されたばかりのデザイン写真。

雑誌よりいち早く載せておきます。

お値段は上下で約25000円程になるそうです。

併せてよろしくお願い致します!

2015年6月24日水曜日

6月28日(日)19:00までに集合!焼肉行きます!

以前から大食い腹ペコトミーさんの歓迎会も含めて、みんなでご飯に行きたいね!って話になっていたんですよ。

ユル原君やタケやんはテストも近いので、厳しいスケジュールではありますが、日曜日は少し早めに店を閉めて焼肉を食べに行きます!

しかし・・・

ユル原君とトミーさん、マサやんはS本様の主催する淡路島1周に参加するって・・・

「遅くても18時までには帰っておいでよ!」

ユル原君は前日に着替えを店に持参するとか・・・

あそこの焼肉は通常一人3000円もあったら、十分お腹一杯食べれるのだが・・・

淡路で消耗したトミーさんは5000円分でも足りないかも(笑)

学生君は2000円の参加費でOK!

大人は4000円!

ツードリンクまでは込みの料金です!

それ以上飲む場合は一応プラスの方向性でお願い致します。

ユル原君はテストで赤点取ったら自転車没収なので気をつけましょう!(笑)

あと車で参加できる方はご協力お願い致します!

6月 7日(日)ポタリング・・・またメンバーが増えました。


僕を加えて13名。

今回は多いですね・・・。

最近メンバーに加わったばかりのN村様以外に・・・K田様が新たに加わりました!

K田様も初心者詐欺の一人で・・・

最近まで六甲山に上る事さえ出来なかった・・・正確に言うと表六甲が上れなかったらしいのですが、最近当店で手組みホイールを製作して、それに換えてから上り坂が面白いくらい楽に上れるようになったと、最近ではトミーさんやユル原君を誘っては夜間トレーニングで超魔界(六甲中学前の上り坂)を一緒に上っているような方なんです。

この日はポタリングが終わってからトミーさん、ユル原君と共に東六甲を上るとか、六甲山系の上りを1日で全て走破するとか・・・そんな約束になっていたみたいなんですよ。

「だんだんメンバーが変態化していますねぇ~。」(笑)


そして今回は人数が多いものの、リクエストもあってココスのモーニングバイキングへ行きました。

マサやんがすごく期待して参加。

「あれ?マサやんはなんで私服なん?」

「えっ?だってポタリングでしょ?」

「いやいや、むこうでユル君とトミーさんが手をこまねいているよ。」

「そうですよおにいちゃん!一緒に行かないんですか?」

「しばくぞお前!」

そうなんです。

最近ユル原君がマサやんを『おにいちゃん』と呼んで慕っているのですが、その呼び名に感情がこもっていないと怒るマサやん・・・

えっ?感情を込めて呼んだら嬉しいの?おにいちゃん?

なかなか面白い展開になっております。

「俺は今日はバイキングだけを楽しみに来たんやから、そんな東六甲を上るとか変態じみた行為に賛同する心の準備なんてしてへんよ!」とマサやん。


そしてそのおにいちゃんと弟?は僕と同じテーブルに着く。

仲良くしてくれよ!

さすがにココスのモーニングは込み合っていて、13名は4席に分担。

向こうの席では坂道大好きトミーさんとK田様の、『坂バカ変態トーク』にS本様が大苦戦!

S本様的には月1で行く淡路島1周サイクリングへの勧誘がしたいところ・・・


こちらではH江部長とS藤様、留美さんとN村様が穏やかな時間を楽しみ・・・

その向こうではH川CEO改めCATと親方、E藤様がSHIMONETAで盛り上がっている!?

まあ相変わらずバラバラの席になると統一感がなくて残念ではありますが、それぞれ楽しんでいただけて良かったです!

僕の席は若いのが2人いるのでおかわりしまくり、食べまくりでしたが・・・

やはり大食いといえばトミーさんと親方の十八番!

特にトミーさんの盛り付けとか・・・

色々・・・驚きや笑いを頂きました!

しかし食べ過ぎての六甲全山制覇とか・・・大丈夫なん?



そうこうしているうちに9:51ではないか!

「急いで帰りましょう!」

六甲山組は東へ向かい・・・

僕は一足先に店へ向かう。

43号線から全力スプリントで、ココスからお店まで4分で帰りました。

すると店前で1人寂しくタケやんが待っていました。

実は朝・・・火事の現場を通りがかって、ついヤジウマをしていたら集合時間に遅れそうになったので、ココスへ直接向かったら誰もいなくて・・・

「MAZIKA~!」って引き返し、脇浜のマクドナルドで1人朝マックをしたそうです。

その引き返す道中、通りを1本違えたところを我々13名が走っていたのである。

なんという運命の悪戯・・・


そして六甲山組は・・・まさかのトミーさん不調により、東六甲を1本上ったところでギブアップ。

丁字ヶ辻に新しく出来たカフェレストランで、ランチを食べてから下山してきました。

また元気な時に全山制覇にチャレンジして下さい!

6月 6日(土)走行会・・・少々の未舗装路ならロードでも走れるよ・・・

この日はしんどかったので、走りたくないなぁ~って思いながら出勤。

しかし参加メンバーがヒデさん、トミーさん、マサやん、ユル原君、S井君、O様2号と上りに強いメンバーばかり。

そこに僕とH川様の上れないメンバーと、今回新たに加わったトミーさん2号の計9名で出走!

「ああ、憂鬱や~。」と思いながらも、初参加のトミーさん2号の洗礼もしなくてはならないので、上り坂に行くしかないのである。

トミーさん2号はKUOTAのコルサカーボンに乗ってはいますが、本人さん曰く「まだ初心者」だということで、実際に本格的なウェアとかはまだ着用されていない事から、とりあえずどのくらい走れる人なのかを探りながら走る・・・そんな感じでした。



まずはウォーミングアップで、神戸電子専門学校の上りを最後まで上る。

いきなり20%超の登坂で洗礼!

しかしトミーさん2号・・・速いですね。

最初にH川様と一緒に上り始めて・・・

その後僕やユル原&S井君が抜いていったら、それに反応して一緒に上ってきました。

「これは・・・初心者詐欺ってやつですね。」(笑)

よくいるんです初心者詐欺。

ポタポタ詐欺より厄介なのがそれなんです(笑)

僕はトミーさん2号の走りを確かめたくて、次に諏訪山神社の壁に向かいました。


距離は短いけど瞬間的に30%を軽く超えるんじゃないかと云われる斜面。

3つ目の鳥居を潜る所まで上る。

ここでまさかのマサやんとトミーさんが脱落。

二人とも前輪が浮いてバランスを崩し、恐くなって自転車を降りたそうです。

そしてトルク勝負なら僕もまだまだ負ける気はしませんが、振り向いたらトミーさん2号がついて来ていました。

これには驚きです!

しかもトミーさん2号・・・実は僕の1歳下なんですが、普通長年自転車をしている人以外で、ここまで根性のあるアラフォーを見た事が無いので、驚いたのと嬉しいのとで・・・もう笑いが止まらない。



いつにも増して洗礼の儀式がえぐい事になってきました。

次に向かったのは烏原水源地。

これだけ立て続けに激坂を上ったら、自転車を放り投げたくなるだろう?

そのくらい仕上げには丁度いい激坂がここです。

ここにきて再びユル原君がアタック!

それにS井君が反応!

負けじとマサやんも動く。

「いやいや、序盤から飛ばし過ぎやろ!ラストで死ぬよ?」

福祉施設までの上りでさえ普通に傾斜がきついのですが、そこでヘアピンを曲がってからのラストがえげつない傾斜なんです。

以前ユル原君と下ってきた道・・・

それで道を知っているって話でアタックを仕掛けたユル原ですが、実に無謀な走り。

若いうちにしか出来ない走りというか・・・

結局最後はジワジワと加速したヒデさんが追い込みをかける。

それにしてもS井君もよく頑張っているなぁ~。

なかなかの混戦でしたが面白いバトルになりました。

そこから時計逆回りに水源地を1周。

水門から半周は未舗装の遊歩道で、雨上がりのぬかるみや、砂利道もあったり・・・

「なんだかシクロクロスになっちゃいましたねぇ~。」

「これはこれで面白いですね!」

そして1周した後、また激坂で記念撮影。


S井君がいらん事しいのユル原君に反撃!?


ここの追い込みがなかなか苦しいのです。

嫌なのに癖になる坂道です。

ここを走った後は夢野~神鉄長田~育英高校前~と抜けて、離宮公園から須磨寺へ下る。

須磨模型前から国道2号線を爆走。

激坂で楽しんだ後は平地のインターバルでしょ?

信号待ちで捕まっては青になった瞬間一気に加速。

45~50km/h前後のスピードで引きずりまわす。

しかしそんな中でユル原君が張り切り過ぎて・・・

信号に捕まるタイミングでブレーキが遅れて、前走者と接触または接触しそうになって落車・・・

「だから・・・車間を詰めるのはいいけど、周りの状況をもっと見て判断しないと!」

誰も怪我とかしていないからいいようなものの・・・気をつけないとね。

ユル原君の走りは、西宮のA部君に近い天才的なセンスを感じるが・・・

とにかく荒削りです。

まだまだ経験と意識が不足している。

点数をつけるとすれば、大マケにマケて60点。

先日僕に「TOKENのホイールを貸して下さい!」ってお願いして来ましたが・・・

まだまだ貸せるほどのレベルではありません!

もっと巧くなってから相談に来て下さい(笑)

それはそうと道中、旧西神戸有料道路の上り口にあるコンビニで休憩した際、買って飲んだドリンクが美味し過ぎてとろけそうになりました。


『白バラ バニラ』これやべぇ~!

美味過ぎます。

期間限定とか寂しいなぁ。

2015年6月20日土曜日

6月1日~・・・道路交通法改定・・・何か変わった?

警察・・・何してるんでしょうかね?

確かに6月に入ってから目まぐるしい変化はありました。

神戸市の兵庫区と中央区に至って言えば・・・

それまで夜間走行している自転車で、ライト無灯火当たり前!

信号無視、携帯のながら運転、イヤホン走行、二人乗り・・・

今挙げた5項目のうち、2冠や3冠はざらにいて、4冠王もいるくらい。

そのうち無灯火が全体の9割以上だった事を思えば、今は7割程度に減ってきたかなぁ~?

まだライトの明るいとか暗いとかはあっても、点けるようにはなってきました。

しかし二人乗りとかながら運転とか、信号無視はなかなか直りませんね!

今日も店前交差点の歩道橋の下で警官が立っていたんですけど・・・

何していたの?

目の前で信号無視したMTBのオッサンを注意すらしなかった。

有り得ねぇ~。

なんで僕が「こらこら~!信号無視してんじゃねぇ~!」って叫んでも、警官はスルーなの?

そうして警察が本気じゃないって判ったら、当然マナーは再び悪くなる。

僕が最も恐れている事・・・

自転車の速度制限の厳罰化。

厳密には軽車両である以上、自転車も車と同じ制限速度を守らなくてはならない。

それを確かなものとされるのか・・・

下手をすれば原付同様30km制限で、更には交差点での2段階右折を原則として定められる可能性だってある。

今はまだ速度については警察も「まあ・・・いくらネズミ捕りでも、自転車にスピードガンを向ける事はないよ!」とは言っているものの、今後はどうなるかわからない!

どんどんサイクリングの環境が窮屈になってしまっては、それが趣味だっていう人にとって不幸この上ない!!

そうならない為にも・・・一般の方もそうですが、まずはウェアを着て走っている人は、是非交通マナーを厳守して頂きたいですね。

信号で止まって、せっかくのペースが乱れるのが嫌な気持ちも解ります。

僕もヨーロッパに渡りたくて本気で走り込んでいた頃は、平均時速を殺したくなくて、信号で止まるのが嫌で嫌で仕方なかった覚えがあります。

それでも他の通行の迷惑になる走りなんてしたら、人に対して何も偉そうに言えなくなるので、信号はちゃんとその当時から守ってました。

後は周りの人や車に嫌われないようにする意味でも、周りへの気遣いや声掛け、意思表示は出来るだけ意識して頂けると、みんなが気持ちよくサイクリストを認めてくれるようになると思います。

車でも最近は意思表示をしないで急な運転をする人が増えて迷惑しています。

追い越し車線を道に迷っているかのようにトロトロ運転しているかと思いきや、ウインカーも出さずにUターンする車とか・・・左折や車線変更も然り。

公共の道路なので、ゆっくり走る事ばかりが安全運転でもなければ、「俺が!俺が!」とウインカーも出さずに縫うように車列の間を抜けて走る車やバイクの自己中心的な走りは更に問題。

後続が急いでいるのにわざと進路を妨害する車もたまにいますよねぇ~。

急いでいる人もいれば、道に迷っている人もいる。そんな中で事故を起こさないようにする為の交通マナーやルールなので・・・

意思表示はもちろん!キープレフト!ながら運転をしない!

譲り合う気持ちを持つ・・・そんなの当たり前なんじゃないでしょうか?



あと不透明なのは・・・自転車の乗車マナーについて、どこまでを危険走行と定めていいの?って話です。

僕が一番許せないのは二人乗り。

せっかく自転車に乗るに当たっての保険制度を義務化する方向性にしたにも関わらず・・・

二人乗りの罰則について曖昧すぎる。

自転車は基本的に制限重量80kgで一人乗りなんだから、そこを守らない時点でアウト!

そして二人乗りで事故に遭遇しても保険が下りない!

そう考えたら不幸な人を増やさない為にも、二人乗りの厳罰化は必須じゃないかと思うのであります。

僕も二人乗りする為、タイヤの空気を入れに来るカップルとか、基本的に注意したり説教しています。

二人乗りしてパンクしたような自転車は修理したくありません!

自業自得だ!と一喝しています。

私有地の敷地内なら好きにすればいいけど・・・

先日も注意されてはおどけて「二人乗り~!」って叫びながら走る、柄の悪い小中高校生のグループを追いかけて注意をしたら。

僕の周りを囲んで「何ですか~?僕らが何したんですか~?」と惚けて見せたので・・・

「俺は自転車屋やからお前らみたいな危険運転をする連中を放っては置けんのや!次に店の前でいちびった真似晒しやがったら、お前らもお前らの親も容赦せんから覚悟して走れよクソガキども。」って引導を渡してやったら、そこからは今のところおとなしくなったみたいです。

学校や保護者は一体何をしてるんだ?

たかが自転車じゃないか!・・・とか思っていたりしないか?

子供の事は本人に任せていますから・・・とか言うような親ってまだいたりするの?

僕は基本的にルールとかそんなにうるさく言いたい人間ではない。

どちらかといえば堅苦しいことは嫌いだ!

しかし人の迷惑を省みない行為や、自分たちの命の危険を軽く考えたような行為を、見て見ぬふりするなんて卑怯な事はできないし、許せないのであります。

どうせ道交法を改定し、自転車の罰則を強化するなら、今一度そういった視点で明確なルールを設定し直すべきじゃないのか?と疑問に思えてならない今日この頃です。

2015年6月19日金曜日

5月31日(日)ポタリング・・・いちご・・・100%?

なんかそんなタイトルのアニメがあったような・・・

N様2号に聞いたらわかるかな?

この日はOBに行こうという話になっていたので、新神戸へと走る。

そして足を骨折して以来、しばらくお休みしていたY崎様2号が久々に参加・・・

と言っても車でなんですけど(笑)

早く完治して一緒に走りたいですね!



皆さん相変わらずジャンボサイズのドリンクに大興奮!


留美さんも「飲みきれるかなこれ・・・」とか言いながら嬉しそう。


そして僕が今回チャレンジしたのはイチゴジュース。

正確にはイチゴオーレなんですが・・・

色がつくりものっぽい感じ?

飲んでみるとちゃんとイチゴの種が入っているので、本物ではあるようです!

しかし・・・個人的にはバナナジュースが今のところ一番好きかな~。

次回は抹茶ミルクにチャレンジしてみようかと思いました。


それはそうとこんなインスタントを入手しました。

富士吉田うどんは日本3大うどん(讃岐・水沢・稲庭)に属していないにも関わらず、3大うどんを凌ぐうどんだ。

まずは歯応え・・・こしの強さは讃岐うどんの倍以上!

味・・・シャキシャキ野菜と辛味噌の組み合わせで、他には無い味わい。

僕も富士吉田うどんファンの一人として、これは放って置けないな・・・と、つい買ってしまった訳なんです。


なんだか薀蓄を連ねているじゃないか・・・

期待してもいいのか?


特製スープとあるが、お店ごとに違う隠し味を使った辛味噌が、富士吉田うどんの美味さの秘訣!


さあどうだ!・・・と言いたいところだが、ここでハプニング!

大体いつもそうなんだが、こういったものにお湯を入れた途端に、修理のお客様とかがドッと押し寄せるのである。

それも重症患者ばかりが・・・

お陰で麺が伸びてしまって、本来は美味しかったのかどうかも判らない(涙)

スープの味は・・・まあオリジナルに近い感じ。

しかし麺のこしの強さは・・・

こればかりは伸びた事を差し引いても、インスタントでは再現できないだろう。

それにしても・・・

お昼ご飯くらい邪魔されずに食べたいものだ(苦笑)

5月30日(土)走行会・・・中古バイクでも掘り出し物はある。

 
ユル原君がずっとメルカリばかり見ている。

僕はよく知らないのですが、個人売買やオークションのようなもの?

たまに掘り出し物があるらしい。

どうやらユル原君の物欲はかなり強烈なようだ。

僕も中学生の頃から中古車情報誌を買って読んでいて、「F40高ぇ~っ!なんで2億5千万もするんだよ~!早くお金稼ぎてぇ~!」とかいいながら眺めていました。

高校生になってからはバイク雑誌も追加して・・・「NSR買うんならやっぱロスマンズカラーのSP仕様やろ~。ああ・・・でもV4(RVF)も捨てがたい・・・。っていうかアプリリアがもう少し安かったらなぁ~。」などと、買えもしないのに妄想に更けている時間が至福の時でした。

とりあえず非現実的なフェラーリF40を意識するのは早過ぎると、高校生で自覚はしたものの・・・

「インプレッサかっこよ過ぎ~っ!欲しい!今すぐ欲しい!」って97年のWRC(世界ラリー選手権)を観て一目惚れ。

ようやく98年型のSTiバージョン5を買ったのは2001年の年末だった。

しかも納車日前日に泥棒に入られ、200万円の入った現金袋を盗まれたお陰で・・・当分はチューニングも出来ずにノーマルで乗る事になったんですね。

それでも初めて憧れの車を手に入れた、あの時の悦びってハンパ無かったですね。

バージョン5とバージョン6は今でも好き過ぎて、また買いたいし・・・できれば死ぬまで乗っていたい車の一つです。

現行のSTiとか一つ前のインプレッサとか、ぶっちゃけ全然興味なくて、何が何でもGC8後期型!

出来れば通常のセダンの他に、クーペタイプのタイプRと400台限定の22Bと、計3台所有したい!そのくらいGC8が好きでたまらない。

あれほど運転が楽しくて、ワクワクさせられる車はそうそう無いと思う。

人は年式や走行距離にこだわるだろうけど、名車に年式とか・・・そんなの関係ないし、潔癖症だかなんだかは解りませんが、そんな表面上の事をゴチャゴチャ言うのってナンセンスだと僕は思います。

どれだけ優秀なデバイスを加えた最新鋭の車であろうが、トータルの味付けがアンバランスだったらただの鉄の塊である。

GC8はイメージ通りに振り回せる従順な戦闘機って感じで、あれほど一体感を感じられる車を、なぜどこのメーカーも作ろうとしないのだろう?って不思議に思えるくらい。

トータルバランスに優れ、運転の悦びを感じさせてくれる車って最高じゃないですか!

自転車も同じですよ!

本当にいい自転車は、乗った瞬間に5感を震わせます。

そういう経験をした事のない人は「何をオーバーに言ってやがるんだ!」と思うでしょうが、人を疑う前に色々と乗り比べてみて下さい!

その微妙な違い・・・あるいは全く違う乗り味を感じる事が出来たなら、ある時どうしようもなく欲しくて仕方ない!って思えるほどの名車に出会えるかも知れません。

人によって十人十色ではありますが、名車といわれる自転車は、概ね誰が乗ってもビビッとくるものです。

そして長くなりましたが、今回はそんな隠れた名車に出会った話になります。

ユル原君が余りにも自転車を乗り換えたい!乗り換えたい!というもので・・・

さすがに新車だと彼の予算では価格が厳しいと思ったので、普段なら絶対にやりたくありませんが、中古のフレームで程度のよい物を探してみたのです。

後日フレームが届きました。


「なんだこりゃ?小さくないか?フレーム・・・入ってるの?」

「もしかしたらエスパー伊藤が出てくるんじゃないの?」

「はい~っ!」

「やらなくていい!」

そんなコントはさておき、ハンドルやステム等は新調し、コンポやホイールはポタリングメンバーのS藤様が以前使用しておられたジャイアントの取り外し部品を流用。

BBはおなじみTOKENを新調しました。


そしてだいぶ形になってきました・・・


そうです中古で仕入れたのはエディメルクスです。

エディメルクスは価値の解らない人には「これっていいの?どうなん?」って思わせるブランドですが、紛れもなく超一流ブランドです。

ロードレース130年の歴史上、最強と云われた伝説のレーサー『エディ・メルクス』

彼が選手引退後、フレーム作りがしたくて師事したのがウーゴ・デローザ!

選手時代に数々の勝利を手にできたのは、2人3脚でレースに勝てるフレーム作りに努力してくれたデローザの協力があってこそだ!とウーゴ・デローザの下で修行を重ね、満を待して立ち上げたのがこのブランド。

しかもこの『TEAM SC』はスカンジウム合金アルミという、未だ高級アルミフレームの座に君臨するマテリアルを使用。

このフレームは2003~2004年のチーム『Lotto Domo』が使用したモデルの色違いなんですが、Domoチームがこのエディメルクス『TEAM SC』を駆って、北の地獄と呼ばれるクラシックレース『パリ・ルーベ』を3連覇したといえば、いかにこのフレームがすごいかが判ると思います。


これが2001~2002年に使用されたデザイン。


2001年パリ・ルーベ覇者・・・セルヴィス・クナーヴェン


2002年パリ・ルーベ覇者・・・ヨハン・ムセーウ
サイクルスポーツファンなら誰もが知る『フランドルのライオン』の異名を持つ90年代最強クラスのクラシックハンター。パリ・ルーベでは3度のチャンピオンになっている。


これは2003~2004年モデル。


2003年パリ・ルーベ覇者・・・ペター・ヴァンペーテヘム

といった具合に10大クラシックレースの中でも、最も過酷で知られるパリ・ルーベで3連覇したモデルとなれば、その乗り味がますます気になりますよね?


実際に僕が乗ってみた感想としては・・・

「こんな自転車に乗るなんて反則!」でした。

何なんでしょうね。

アルミフレームとは思えない乗り心地の良さ・・・

すごく気持ちよくて、100kmでも200kmでもドンと来い!って言いたくなるような優しい乗り心地。

それでいてうねる様なしなりが爆発的な加速の伸びを実現する。

思い切り左右に振ってくねらせながらダンシング・・・

するとロケットのように加速する。

「これは反則だ!セコイ!卑怯だ!」

思わずそう言いたくなるくらい、とてもいい!

僕も欲しくなった。

シートステーにアルミ(スカンジウム合金)の上から巻きつけているカーボンシートが、絶妙なしなり方をサポートしている模様。

元々所有していたオーナーが、それほどガシガシ乗ってなかったからなのか、10年落ちなのに全然ヘタリもなく絶好調な感じ。


いや~。よかったねぇ~ユル原君!

こんないい買い物、普通だったら出来ないよ。

コンポはシマノ・2300なので、人によってはDisる人もいるかも知れませんが・・・

自転車はまずフレームが命ですので・・・

パーツなんて後で交換すればいい!

実際にこの日もメチャクチャ元気に飛ばしてくれました。

K君(O様1号の息子さん)が初参加と言う事もあって、この日は薬科大の壁~ライト坂と走って、大師道で甲山を上る。

この洗礼の儀式でユル原君が大暴れ!

ユル原君の友人のS井君も、トレーニングの成果あってか、以前より確実に強く、そして速くなっているのに、最後にはユル原君にスッと抜かれてしまうのだと、悔しがっていました。


O様2号も絶好調でしたが、ヒデさんとユル原君、S井君のバトルには全くついていけず・・・。

同じ高校生の先輩たちの走りを見て、K君は何を学んでくれたのでしょうか?

是非負けたくないっていう気持ちと、心から速くなりたいっていう執念を培って頂けると幸いです。



車も自転車も年式は問題ではありません。

走れる名車は必ずあります。

そう思うと中古車もバカにはできませんね!