2015年2月18日水曜日

2月 8日(日)ポタリング・・・誕生日席のある喫茶店・・・そして運命的な再会・・・

とは書きましたが、別に誕生日の参加者がいた訳ではございません。

いつもタイトルと冒頭がややこしくてすみません!

この日は御三家の3名とA部様、S藤様が参加し、計7名で出走。

Y崎様3号からの希望もあって、誕生日席のある喫茶店『あん』へ行くことになったのです。

ここへは阪神の高架沿いに行くのが行きやすいルートなのですが、過去に路地の交差点で、車の接近に全員がブレーキをした際、反応が遅れて落車したS藤様がいるので、早めに危険を伝えられるように僕は神経を尖らせながら走る。

そして路地を走る事に対して慣れて頂くよう祈りつつ、無事に『あん』へ到着!!


そして誕生日席には・・・H川様が着席。

「そういえば前もそこでしたよね?」(笑)

恐らくH川様は一番目立ちたいのではなく・・・

一番奥の席が好きなんじゃないのか?って事が何となく最近判りました(笑)

たまには傍観役ではなく、真ん中でクッション役をして下さい!

毒舌でぶった切って頂いても結構です!

メンバーの組み合わせ次第では、守備位置を考えないといけない日もあります(笑)

僕はリアルな野球だと、センターかライトを守る事が多かったのですが、ポタリングの席においてはショートかセカンドを守らせて頂いています。

最近はエラーを記録する事が多いので、たまには守備を交代で・・・。

ピッチャーの変化球や、突然の送球に対応できる内野陣にしたいのですが、時々外野手ばかりの時があるので、思わず(いるはずもない)監督を探してしまう時があります。

それはそれで面白いのですが、僕はわりとバランス重視派なので、ヨネやんとか、K南様、N様2号、I藤様といった、強力な内野手がいると楽しさが倍増します(笑)

何だかポタリングなのか野球盤なのか、よく解らない話になってしまいましたが、ここのモーニングも370円と非常にリーズナブルなんですよ。

そしてマスターは口下手な感じですが、いつもニコニコ・・・そして一人で手際よくこなしています。

冷静に観察していたら実はすごい人だと思いました。

僕が自分のお店で、もしも一人で切り盛りしていたとしましょう・・・

同時に4組以上のお客様が入ったら・・・多分パンクします。

僕らがモーニングをしていた時、6組で14名の客がいたのですが、マスターは本当に無駄のない動きで切り盛りしていました。

僕もまだまだ頑張りと工夫が足りませんね。



それはそうとこの日は出張修理が入って、摩耶ケーブルの駅近くまで電動自転車の回収に行ってきました。

そのついでもあって久々にシンズバーガーに立ち寄り、ランチをお持ち帰りで頼んだんです。

「年明け早々大変だったみたいじゃないですか!」

「まあ色々ありますよねぇ~。」

なんて会話をしていたら初老の紳士がご来店。

伸さんとの会話とか・・・妙に違和感を感じていたら・・・

「あっ!実は僕の父なんです。」と伸さん。

「えっ?やはりそうだったんですか。どうもはじめまして!伸さんにはいつもお世話になっています!」

ってな具合に、そこから次のお客様が来るまで、3人で楽しく会話をさせて頂きました。


そして店にランチを持ち帰り・・・


ハンバーガーを美味しくいただいてから・・・

早速電動自転車を修理・・・再び摩耶ケーブルの所まで配達に行きました。

そういえばこの時N尾様がご来店下さっていたのですが、朝のポタリングに参加できなくて残念だったとおっしゃって頂き、すごく嬉しく思いました。

今後もポタリングに新規メンバーが増えるといいですね!

もう少し女性メンバーが増えれば、女子会ポタリングも企画したいと思います。



さて配達後、先ほどと同じルートで帰ったのですが、この際に僕の元チームメイトの自宅前を通るんですね。

僕の以前所属していたチームは、僕が土日祝の勤務がメインの仕事となって、みんなと一緒に走る機会が減った時に、あるメンバーにキャプテン代理を任せていたんですよ。

ただしそれはエース級のメンバーではなく、僕の幼馴染になんですね。

この彼は決して速く走れてリーダーシップもすごいって人ではなかったのですが、古株でチームのムードメーカーでもあったので、それで任せたんですよ。

ところが自分にも人にも甘いという悪い癖が再発して、僕の不在のうちにチームの団結力が崩壊していたんですね。

サボり癖を助長させたメンバーが他に2名。

聞けば僕のやり方に不満があったのか、愚痴や悪口ばかりで、いない事をいい事にとことんゆる~く走って、速い人は勝手にどうぞ!って雰囲気だったとかで・・・

さすがに8年間かけて、個人個人に個別のトレーニングメニューを作っては、個人差を縮める努力をして、ようやくそこそこのチームにまで育ててきたっていうのに、その努力と苦労を一体何だと思っているんだ!って、僕としては怒り心頭になった訳ですよ。

それもあっていたたまれずに当時の仕事を辞めて、チームに復帰したんですね。

そこで反省会を開いたのですが、既に気持ちがバラバラになってしまったメンバー全員を集結させる事が出来なくて、とりあえずキャプテン代理を中心に「責任を取れ!」ってかなり怒ったんですよ。

しかしその反面、キャプテン代理の力不足は明白だった為、他のメンバーにもサポートをお願いして、サボり癖がつくようなら厳しく言って下さいって話していたのに、誰もが野放しにしていたのが、これまた納得できなくて、そういった怒りのメールを一斉送信でメンバー全員に送ったのですが・・・

メールというものは言葉でしか伝えられないので、僕の心情まで上手く伝える事ができず、逆効果となり、ますますチーム内の亀裂を大きくしてしまったんですよね。

それで余計に僕の怒りも爆発してしまって・・・

「そんなに気にいらへんかったら、お前らみんな自転車やめてまえ!」って、チームの解散宣言をしてしまったんですね。

それから僕はしばらく自転車を見るのも嫌になってしまったんですが・・・

その後一部のメンバーが新チームを発足させて走っているって話を聞いて、尚更悔しくて腹立たしくて、悲しくて・・・

一人でトレーニングをしてもう一度第一線に返り咲き、真っ先にそんなチーム叩き潰してやる!って、突然車に自転車を積んで全国を走り回ったんですが・・・

昼間は自転車で標高差1000m級の峠を走り、

夜は車であちこちの峠を走り・・・

特に車ではタイムを縮める鬼と化して、時にはその土地の走り屋に勝負を吹っかけては、ほぼ命懸けで走っていました。

約一年そんな生活を続けているうちに、怒りで我を失っている自分に嫌気がさして、再び自転車を封印して自転車の事や元チームメイトの事を考えないようにする。

それで完全に自転車を忘れたつもりでいたのに、たまたま2008年にサイクルモードに馴染みのショップから招待されて行ったところ、エヴァディオのヴィーナスと出会ってしまった事から、再び自転車に乗りたい!って強く思うようになる。

ところが当時旅行会社で毎月平均80時間の残業をしていた僕に、落ち着いて自転車に乗る時間と心のゆとりはなく、たまにレースに出ては・・・自分のイメージと現実との間に大きな隔たりができた事にショックを受けて、速く走れなくなった自分が嫌で嫌で、また自転車に乗らなくなって・・・

ずっとそれの繰り返しでした。


僕にとって迷い多き、空白の12年だったと思います。


今更当時のメンバーに「俺の12年を返せ!むしろその前の8年の苦労と俺の青春を返せ!」とはさすがにえませんが、この12年・・・もっと自分の思うがままに自転車と向き合う事ができていたなら、今は当時より確実に速くなったいたはず・・・

そう思うと悔やんでも悔やみきれません。


その摩耶ケーブルの近くに住む元チームメイトは、当時のエース級のメンバーの1人なんですが、その家の前を通ると、ガレージの奥に当時僕が組み立てた、ヴィッチーニのスチールバイクが見えるんです。

「ああ・・・まだ大切に持ってるんだ。最近ヒデさんはどうしてるんかなぁ~。」

そんな事を思いつつ店に戻ると・・・

「あっ!さっきコルナゴに乗った人が店長はいますか?って尋ねて来られて、今配達に行っているのであと10分か15分で戻ります!って伝えたら、また後で来ますって走って行きました。」と留美さん。

「えっ?コルナゴ?それってC40じゃなかった?黒に青の模様が入ったやつ・・・。HPステーではなく、Bステーにもなっていない。でもクロモリではなくスターカーボンのフロントフォークだったら、そのコルナゴに乗っている人に心当たりがある。」

「う~ん。そこまで注意して見てなかったから、車種と特徴が何だったかまでは・・・」

何かねぇ、予感ってあるもんなんですよ。


そしてその予感は的中!

元チームメイトのヒデさんでした。

「ご無沙汰しています。」

「何か会えるような気がしていたんですよ。実は今日摩耶ケーブル前まで配達があったので、気にはなっていたんですね。ヴィッチーニが置いてあるのも見えたし・・・」

「そうでしたか。いや、前から来よう来ようとは思っていたんですが・・・」

そして色々話を聞いていると、一時期メタボで走れなくなっていたそうなんですが、今は全盛期の体重にまで戻す事ができ、再度ドライブウェイを27分03秒で走れるくらいにまでは回復したのだそうだ。

「うらやましい!僕は全然当時の走りに戻れません!」

「東君は今体重何kgあるんですか?」

「恥ずかしながら最近またストレス太りで76.6kg前後っすかね。」

「元々は何kgでした?」

「62.5kgで体脂肪は3%弱でした。」

「それはタイムが出なくて当然でしょ?14kgの錘が乗っていたら・・・」

「やっぱりそう思いますか?ハハハ・・・」(苦笑)

「それはそうと次回の走行会から参加させてもらってもいいですか?」

「えっ?それは是非喜んで!」

「ブログは読んでるんですが、何人か速い人いますよね?」

「N様2号と、マサやん、あと最近来ていないK様・・・この3人は再度を27分以内で走った事があるメンバーですね。何でしたらみんなケチョンケチョンにしてやって下さい!」(笑)

「いやいや、そう簡単にはいかないでしょう?」



まあ・・・その前に僕の体重を何とかしたいものです。



なにはともあれ、心強いメンバーが加わってくれた事が素直に嬉しい・・・そんな日でした。

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