2014年7月20日日曜日

第27回『TEAM EURO』走行会!・・・ペースメーカーの必要性

7月5日(土)

この日は6日前に『ツール・ド・美ヶ原』を走ったばかりのO様1号とH川様、M谷様と僕の4名でスタート。

O様1号は本来美ヶ原を2時間以内で走れる脚をお持ちなんですが、ペースマネジメントが苦手・・・というより、ペダリングにまだ迷いがあるようで、未だしっくりくるフォームが決まっていません。

先日シューズのクリート位置を調整して差し上げて、それで随分と踏み出しやトルクの掛けやすさが良くなったそうなんですが、サドルの位置が完璧に決まっていないのか、あるいはペダリングのスキルに問題があるのか、膝の裏側が痛くなりやすいとの事。

それについてはある程度のアドバイスはできますが、最終的にしっくりとくるポジションまで微調整するのは自身なので、O様1号が試行錯誤するのを見守るしかありません。

今回は2時間を越えてしまったそうですが、実際最近の再度ドライブウェイのタイムを見ていても、行き詰った感じがします。

せっかくラピエールのゼリウスという、楽な自転車を選択されているので、その軽い走りを活かしたペダリングが出来るように、もう少し肩の力を抜いて気楽に走ってみるといいかも知れません。

ちなみにM嬢も美ヶ原を走ったのですが、最近は陸上部のトレーニングで疲れきっているみたいで、やはり本来の実力は発揮できなかったみたいです。

落車続きで負傷していたM谷様は9割がた治ったという事で、今回は調整がてらに回復走。


「じゃあ今日はOさんの美ヶ原のフィードバックも含めて、また再度ドライブウェイにしましょうか!」



そしていつもの如く再度の上り口まで来て・・・

「今日はH川さんとOさんのタイム更新を目指して、僕が徹底アシストをします。M谷さんは同じペースが遅いようなら先にゴールして下さいね!」

という感じでスタート。



じっくりとH川様とO様1号の走りに合わせてみると、お二人の呼吸が荒いのがよく判ります。

「もっと大きく吸って~!吐いて~!呼吸法が大切ですよ~!」

って、呼吸を整える事でリラックスして走る事を意識させました。



しかし美ヶ原の疲れが残るO様1号は、ヘアピン区間から遅れ始め・・・

「あと少しで最初のピークですよ!頑張って~!」

激を飛ばして走るが、徐々に遅れて・・・

実は先に上っていったM谷様が最初のピークで待っていてくれて、そのままO様1号のアシストを買って出てくれました。


そこから僕はH川様のアシストに専念!

前回よりもペースを抑えて、最初のピークで20分以内を目標に走り、19分45秒で通過!

下りの苦手なH川様に、「出来るだけ勢いを殺さないで、恐怖心のギリギリまでブレーキを我慢して、その勢いのまま上って~!」って追い込みをかける。

ラストの区間はギアを指定してそのまま固定!

シッティングとダンシングを使い分け、同じギアを道の傾斜に合わせて、リズム良く回して上るように指示。

結果H川様は自己ベストの38分12秒を更新し、37分57秒で関の茶屋へゴール!


O様1号は前回よりも遅れて40分50秒程でゴール。



そこからは西六甲ドライブウェイを、スプロケ19T縛りで走る指示をして、僕はボチボチと引っ張る。

しかしO様1号は再度で脚を使い切った模様で、また徐々に遅れ始める。




こんな時にまた時速25km以上で上る一団が、我々を抜いて行く・・・

「あれ?」

ちゃっかりM谷様がその一団をペースメーカーにし、後ろについているじゃないですか!!



僕は一瞬追うのは諦めたのですが、毎回あっさりとスルーされていたらさすがにシャクなので、ちょっとだけ本気で走ることにしました。

最初は19Tのまま回してついて行ったのですが、少しずつ引き離されるので・・・

17T・・・16T・・・結局15Tのギアを踏んで、一気に加速し、全員抜きにかかろうとしたのですが・・・

結局標的をあと1人を残したところで六甲牧場に着いてしまったので・・・追走を中断。

M谷様と一緒にH川様・・・そしてO様1号を待つ。

O様1号は脚が一杯一杯になりながらも頑張って上ってきました。

「店長~っ!ちょっともうきついから店長は先に行っといて下さい。僕は後で向います。」

「わかりました!無理せず気をつけて下山して下さいね!」


そして丁字が辻で折り返して家に帰る予定のM谷様が・・・

「丁字までは僕がOさんを引っ張って上りますので、後は任せといて下さい!」と離脱。

そして僕とH川様だけで丁字が辻まで上る・・・

丁字が辻にある電気自動車のターミナル。

マイヨジョーヌカラーとマイヨブラン・ポアルージュカラーがいます。

マイヨブランカラーもあったはずですが・・・

っていうか運営している人の中に、ツール・ド・フランスのファンでもいるのでしょうか?

一度乗ってみたいですね!




僕が表六甲を下ろうとしたら、H川様もO様1号を待ちますと言って離脱。

結局僕一人で下山する。


あとで聞いた話では、寝坊して参加に遅れたI藤様が合流して、O様1号をアシストしながら下山したそうです。

やっぱり誰かと一緒に走るのって心強いですよ!

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