2014年7月18日金曜日

第25回『TEAM EURO』走行会!・・・怠い時のヒルクライム・・・その3

前にもお伝えしましたが、第24回走行会は越前サイクリングとして走りましたので、6月21日(土)の走行会は第25回とさせて頂きます。

この日はI藤様とH川様が、越前サイクリングの疲れがまだ抜けないまま参加。

他にN様2号とO様1号、そして新メンバーのA部様(高校生のA部君とはまた別)が加わって、合計6名でスタート!

「Nさんが来ると上りのレベルが上るから嫌だ・・・」とは誰もがよく言いますが、今回はN様2号も寝不足でお疲れ気味。

A部様に至っては「僕は上りは苦手なんで、皆さんにご迷惑をかけてしまうと・・・」と弱気だった事もあり・・・

「じゃあ全員ボロボロって事で、回復走のつもりで再度ドライブウェイに行きましょうか?」

「マジッすか?」

「いや~、ペースを色々考えながら走るっていうのも悪くないでしょ?」

そして再度の上り口に着き・・・

O様1号とH川様が先にスタート、更にA部様が「僕も先に行かせて頂きます!」とスタート。

その時『プレミア神戸』のお客様の御一行が同じく上り口に合流。

元々プレミア神戸に馴染みの深いN様2号が「ちょっと3分ほど話してから後を追います。」って離脱し・・・

僕とI藤様は「店長、今日はどうします?」

「I藤さんはどのくらいのタイムを目標で走りたいですか?」

「そうっすね~。最初のピークまで16分弱くらいで上って、後半を15分弱で走り・・・トータルで31分以内を目標にしたいですね~。」

「30分台ですか?疲れてるのに結構やる気満々ですね?う~ん・・・試してみましょうか!」

I藤様のお考えでは・・・ペース配分を意識し、余力を残しても今までのベストタイムと変わらないタイムで走れるのかどうか・・・ってところが気になっていたそうで。

ちなみにI藤様のこれまでの再度のベストタイムは、30分30秒を切るか切らないかなので・・・

僕がどれだけ上手くペースをコントロールするかで、I藤様にとって最高のヒントが得られるかどうかが決まります。



責任重大!!



ただでさえ怠い時に比較的ベストに近いタイムを狙うって、普通なら無理って諦めますよね?

しかし元々再度ドライブウェイの8.06kmを25分で走っていた僕の経験では、当時最初のピークまでの3kmを1kmあたり4分で上り、残りの5kmを1kmあたり2分30秒で走れば24分30秒!って計算で走る事を常に意識していたので、要はそれをもう少し楽なペースで走ればいいのであります。



今回に関して言えば、最初の3kmを1kmあたり5分で走るつもりで上れば、1分弱は手を抜くゆとりができる・・・

後半の5kmは1kmあたり3分で走り・・・最後でちょっと頑張れば目標通りに走れる。

僕の計画はそんなところ。

あとは実際にその通り走れるかどうか・・・それだけです。



とりあえずスタートから1km弱で通過するビーナスブリッジを、余力を残しつつ4分45秒で通過。

碇山のヘアピンを余力を残して12分30秒で通過。(ただし1kmあたり5分のペースで考えたら11分30秒で通過するのが理想なので、実質1分弱の遊びは使い切った状態である)

なのでここから少しペースを上げる。

そして最初のピークを予定通り15分50秒で通過!

ここからは前回と同じくらいのペースで走れば15分は切れるので、程よく手を抜きながら頑張るところだけ頑張って・・・

結局後半セクションは14分50秒で走り、トータル30分40秒でゴール!

余りにも予定通り走れたので、I藤様がキツネにつままれたような表情で驚いていました。

何しろ追い込むつもりで走れば、まだペースを上げれましたから、I藤様としてはかなり手応えを感じた事だと思います。

約1分後N様2号がゴール。

「よくよく考えたら3分も時間潰してたら追いつくの大変や!って後から気付いて必死で追いかけて・・・再度公園のあたりで遠くにI藤さんの背中が見えたんですけど、もう脚を使いきってしまって追い込み切れなかったです。」

「もし再度公園で追いつかれていたとしても、僕もI藤さんもまだ余力を残していたから、多分簡単にはパスできなかったと思いますよ。」(笑)

「でしょうね、今日は前半で完全に脚を使い切ってました。」


その後まもなくH川様が38分12秒でゴール。

前回とほぼ変わらないタイムでしたが、今回はペースメーカーなしって事を考えたら素晴らしい進歩です。

残念な事にO様1号は39分30秒くらいで・・・次週『ツール・ド・美ヶ原』を走る事を考えたら、ここは余力を残して35~36分くらいで走って頂きたかった。

そして初参加のA部様ですが・・・

なかなか来られないので、全員で再度ドライブウェイを引き返して、様子を確かめに・・・

すると丁度ラストの上りに差し掛かったA部様と合流!

A部様は初めて上った再度だった為、再度公園で道に迷ったらしい。

「Kさんと同じじゃないですか!」(笑)

とりあえず僕らはラストの区間をおかわり。


最初はA部様を応援しながら和やかに走っていたのですが、森林植物園西門の200m手前のS字カーブ付近でN様2号が、唐突にキュッと速度を上げる。

そして何も考えずに走っていた僕は、つい本能で反応してしまう。

それに対してN様2号が・・・

「おおっ!これは・・・店長行きますか?」

「えっ!ん~っ・・・やりますか!」

って具合に突然バトルとなり、N様2号が真っ先にアタック。

38T×19Tのギアでいくら回してもどんどん離される。

「これは本気でスプリントをかけないと負ける!」

そう思った僕が、以前K合様(ピナ吉さん)を抜いた時のタイミングで、カウンターを仕掛けようとシフトアップした次の瞬間・・・

「おりゃ~っ!」

「はあ!?」

なんと僕とN様2号のやり取りに触発されて、ハイテンションになったI藤様がでたらめなスピードでN様を猛追!

「うそやろ~。」

逃げ切ったと確信していたN様2号は、あっと言う間に抜き去ったI藤様の背中をあっけにとられた表情で見送り、更に加速した僕に抜かれ・・・

っていうか実は僕も驚きであっけにとられ、戦意を失いかけてました。

やはりI藤様のここ一番の爆発力はハンパ無いですね!

まるで全盛期のオスカル・フレイレ選手を彷彿させる、必殺のカウンターアタックでした。



A部様!次回は道に間違わずに完走できるようまた頑張りましょう!

テンションのやたら高いI藤様のお陰で、最近の走行会は本当に盛り上がります。

上りに自信のない方も気にせず、どんどん遊びに来て下さい!

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