2014年2月26日水曜日

SUPER PINARELLO CARNIVAL!歌って踊れるピナレロ乗りの話・・・

 2月23日(日)ポタリング・・・

とうとうこの日がやって来ました。

前夜から楽しみで寝付けなかった僕は、眠くて準備に時間が掛かり3分遅刻してしまいました(汗)

そして当日の主役であるK合様も、先輩のH野様やK山様よりも遅れて到着したとかで、朝から怒られていました(笑)

K合様の先輩でH安様とW部様の2名は、10時以降にご来店されるとかで、結局は7名で出走。

K合様のグループ以外はH江様とH川様が参加です。

まず今回の記事を読むにあたって、2~3注意事項が・・・

①K合様=ピナイ(ピナ合)orピナ吉と呼ばれています。先輩方の「初心者のくせに生意気にピナレロに乗ってんじゃねぇ!」という気持ちが多分に込められています(笑)

②K合様=当店始まって以来のいじられキャラ。ビックリするくらい甘え上手なので、皆さんなぜかいじめたくなるそうです。でもそこには愛があります。

③K合様=当店のお客様ではございますが・・・時々発するKY発言に、僕も中富君もついいじめたくなってしまう特別なお客様です。でもK合様はただ天然なだけなので、決して憎めないんです(笑)

以上をご理解のうえお読み下さい!



そしてスタートした我々は、予定通り王子公園の駐車場を上って左折。

海星女学院前まで来たあたりで時計を見ると・・・

「あっ!もうシンズの開く時間や!」となりまして、本来は青谷の坂道を上る予定が、海星~松蔭を結ぶ路地の上りを進むことに。

またしてもH江様には急勾配を走らせてしまいました。ゴメンなさい!

そして神戸高校前に差し掛かった頃、先頭を走る僕の右から1台のピナレロが颯爽と走り抜けたではないですか!

「えっ?まさかのK合さんがアタック?」

いえ・・・別人でした。

でもそろそろ僕がK合様を挑発するタイミングだったんですが・・・

思わぬピナレロに水を注されました。

さすがは『超ピナレロ祭』と言うべきか・・・でも正味な話、参加者でピナレロに乗っているのはK合様だけなんですけどね(笑)

しかし・・・全然ピナレロ祭とちゃうやん?という突っ込みは無しの方向で・・・

今回は何よりも『ピナレロLOVE』なK合様が主役なので、タイトルはそれでいいんです。

「K合さ~ん!なんで後ろに下がってるんですか~?」

「えっ!店長。今の追う感じですか?」

「追いたいですけど・・・今日はポタですから行かないです。」

「そうですよね。」

「でもせっかくK合さんにお越し頂いたので、ちょっとくらい遊んでもらおうかと思っています。」

「えっ?どういう意味ですか?」

「とりあえず次の信号を左折しましょうか?」(笑)

神戸高校前を通過して、僕は摩耶ケーブル南の信号を左折。

そしてK合様が続いて左折・・・

しかしK合様はその坂道を見た瞬間「えっ?店長、今日はポタリングですよね?」

「そうですよ。ポタリングです!」

「えっ?ここを上るんですか?」

「今日は特別ですから。」

「でも他の皆さんが・・・」

「K合さん!何をしてるんですか?行きますよ!早く~!」

「えっ?えっ?でも・・・」

「調子でも悪いんですか~?じゃあ僕行きますよ~!」

そう言ったらようやく乗ってきました(笑)

作戦では一緒に上りながら「K合さん、しんどかったらペース落としましょうか?」って聞いて、それに対してきっとK合様は「いえ、大丈夫ですよ!」って返答するのは想像つくので・・・

そう答えた瞬間「そうですか、よかった!じゃあ遠慮なく加速しますね。」ってぶっちぎる予定だったんですが・・・

予定変更で、いきなりぶっちぎって心を折る作戦を遂行しました。

僕は38T×18Tのギアで一気に加速!

そしてそれを見送った他のメンバーは先にシンズバーガーへ。

主役のK合様は僕に遥か彼方へ置いて行かれ、坂バスやバイクにも抜かれ、きっと心が折れそうになったに違いない!と思ったんですね。しかし・・・

「K合さん大丈夫ですか?しんどかったでしょ?」

「まあ結構きつかったですね~。」

「そうでしょう、結構きつかったでしょ~。」とか言いながら・・・

ここにきてもまだ「余裕ですよ」的なK合さんの口調に、「はぁ~!まだリベンジできてない!」っていう悔しい気持ちでいっぱいでした(苦笑)

思い切って長峰中学前の上りでも行った方が良かったかな?

とりあえず桜トンネルを潜ってシンズバーガーへ向かいました。

すると丁度他のメンバーが店内に入ったばかりで、それほどお待たせ致しました的な空気にできず、「あ~っ!もう少し上で時間を稼げば良かった。」みたいな・・・

ちなみにK合さんが自転車を置く場所に困っていたので、僕の自転車に重ねるように言ったんですが、ピナレロのシートポストをジタンのトップチューブにぶつけるし、ペダルをTOKENのホイールに擦り付けるし・・・で、危なっかしかったので・・・

「K合さん!僕がやりますからいいですよ!」って預かる。

そしてK山様と僕の自転車に、それぞれが傷付かないよう、細心の注意を払ってK合様の自転車を固定。

本当は10名以上連れて来店したかったんですが、シンズの店長ゴメンなさい!

そしてシンズの店長がお水とおしぼりを持って来て下さったので・・・

「あっ、すみません!ゲストから先にお願いします!こちらが本日のスペシャルゲストの・・・」

これでシンズの店長に、この日のターゲットが誰かを伝えました。

皆さんもこの瞬間、僕がシンズの店長へ激辛バーガーのターゲットが、K合様である事を伝えたって解ったようなので、全員一斉にK合様をチラ見していました(笑)

バーガーを作ってもらっている間の話・・・

「そういえばK合さんは、昨日の結婚式での弾き語りって上手くいったんですか?」

「えっ?まあ問題なく成功しましたよ!」

この瞬間、僕や留美さん、H野様、K山様の表情が変わる。「本当かよ~?」的な。

K合様に語らせたらオチが無いって話は散々聞いているので、つい疑ってしまいました(笑)

ところで一服しに外へ出られたH野様とK山様が、店内に戻って来るや・・・

「おいピナイ!ぱいせん(先輩)の自転車に、おのれの自転車を立てかけるとは、一体どういう了見やねん?」

何も知らない奥のメンバーは「何が始まったの?」とビックリしていましたが、事情を知っている僕は爆笑していました。

「えっ?いや・・・その・・・」

きっとK合様は「それ置いたのは僕じゃなくて店長ですから~!」って言いたい気持ちを、押し殺していたんでしょう。

K合様のこういう優しいところ、僕は好きですよ!なので・・・

「すみませんK山さん!それ置いたの僕なんです。こういう展開になるのは判っていたんですが。」

「ああ店長そんな事いいんですよ!こらピナイ!お前が悪い!」

「いやH野さんのコルナゴに重ねてたらヤバイとは思いましたが・・・」

その瞬間全員一斉に「おい!」って突っ込みました(笑)

「俺の立ち位置はそんなものか~」とK山様。

この日1発目のKY発言出ました(笑)

そして更にもう一発・・・

「あれ?このチャウダー、ちゃんとオイスターが入っているんですね?」

思わず僕が「はあ?マジッすか?店長!聞こえました?スペシャルゲストがなんか言ってますよ!」

「ピナイ~!お前いい加減にしとけよ!」

「もうK合さん!僕のブログでも写真を添付していたじゃないですか~!ちゃんとカキが入ってますよって。」

「はあ・・・エキスが入っているだけかと・・・」

全員一斉に「こらぁ~っ!」

K合様だけにKY発言なのか?



それにしてもなんて言うか・・・K合様って愛されてますよね。

そしてそれを「実は俺愛されてるんだぜ!」って解っているあたりが、皆をいじめたい気持ちにさせるんでしょう。

このメンバーとの絡みは本当に楽しいです!

H江様も思いの他ウケたみたいで、奥の席でゲラゲラ笑っていました。

そしてハンバーガーが出来上がり、食べ始めました。
全員が気になる事は激辛バーガー。

これからK合様がバーガーにかぶりつくところなんですが・・・

果たしてどんなリアクションが待っているのであろうか?

ゴクリッ・・・。

誰もが笑顔の裏側でK合様のリアクションを期待していたのですが・・・

あれっ?何とも無いの?本当に激辛バーガー作ってくれたの?

誰もがそう思うほど平静を装っているK合様。

一体何が本当で、何が嘘なのか?

悔しい~っ!またしてもK合様の天然ボケ(それともやせ我慢?)にしてやられた!

K合様が3口目をかぶりついた瞬間、僕は・・・

「K合さん!そういえば弾き語りを披露して下さいよ!」と思い出したように話題を振る。

一瞬吹き出しそうになったのですが、これまた堪えたK合様が・・・

「えっ?やるんですか?ギターはありませんよ?」

「ギター?エアギターでいいじゃないですか?お題目は『僕とピナレロ』でお願い致します。弾き語りが無理なら替え歌でもいいですよ」

「マジですか?それって無茶振り過ぎませんか?」

するとH野様が「そんな無茶振りを、いつも嬉しそうにチャレンジするのがピナイやろ!」

すかさず僕が「5分後までに詩を練って下さい!」

とはいえ僕もあんまりK合様をいじめてはいけないな~と思いつつ・・・

でもどうしようもないくらいマイペースで、あの幸せいっぱいの笑顔を見ると・・・

つい、「K合さん。(歌の事を)ちゃんと考えてる?」って言いたくなってしまいます(笑)

しかし結局僕の開店時間が迫ってきたので・・・

『僕とピナレロ』のお披露目は、一旦当店へ持ち越しとなりました。

そして開店後、K合様が歌を完成させるまでの間、ピナレロ・FP1に乗らせて頂きました。

まずは中富君が乗って・・・「意外といいので、なんかムカつきますね!」

これは中富君流の最上級の褒め方です。

ところが僕が乗ってみたところ、状況は一変しました。

「フレームがいいのは判るけど、ホイールがめちゃくちゃやんか!K合さんも乗ってて気付かなかったんですか?」

前後輪共にセンターが狂っていました。

振れ取り台に乗せたら明らかに狂っているのが判明。

「何をどう使ったらこうなるの~?」

「いや~何で狂ったんでしょうね~。」

K合様が自分の愛車を乱雑に扱うとは、間違っても思えませんが・・・不思議。

使用しているシマノのRS-80は、気持ちソフトなホイールで、スポークも良くしなるので・・・

悪路ばかり走っていると、自然とスポークテンションが狂ってくるのかも知れません。

そして前後輪の振れ取りをしていて判った事・・・

「K合さん!フロントは軽くではありますがリム打ちをしてますよ。一箇所だけリム幅が0.5mm程開いているのを見つけました。」

「マジですか?そんなに雑な乗り方をした覚えが・・・」

「まあ致命傷ではないので、何とか振れさえ取れれば普通に乗れます。それよりはスプロケのトップ2枚のギアが使えないんですけど・・・リアディレーラーのアジャスターをいじったのはK合さんですか?」

「えっ?何か不具合があるんですか?」

「あるから言ってるんです!ディレーラーハンガーも内側に入ってるし・・・落車した覚えは?」

「ああ・・・そういえば落車はしましたね~。」

全員一斉に「落車したんかい!」(笑)

という訳で、いきなりK合様の自転車を手術する事になりまして・・・

「ちょっと~!直している間にちゃんと歌を考えて下さいよね?」

「え~っ!」

「え~っ!じゃないです!ちゃんと歌わないなら修理代ガッツリ請求しますよ!というより、しっかり皆さんを笑わせてくれたら修理代は今回だけサービスさせてもらいますよ。」

「マジッすか?じゃあ頑張ります!」

そしてホイールの振れを取って乗ってみたところ、FP1が全く別物のように良くなりました。

「よっしゃ~!これでどうだ!」

そしてK合様が乗ってみたら・・・

「うわっ!すごい!すごい!全然違う~!」

FP1といえども、王者の自転車ピナレロなんですから、しっかりメンテナンスして下さい!

そして歌い終わるまでの間・・・
K合様のピナレロ・FP1はレンタサイクルになりました!

「3時間500円で貸し出しますよ!」って・・・

これはこれでなかなか好評でした(笑)

そうです!この日は『超ピナレロ祭』ですからね。

一人でも多くの方にピナレロの良さを知って頂きたい!

そんな想いに更けていたら、Y崎様3号とN様2号がご来店。

先にご来店頂いたH安様とW部様を加えると、中富君を含めて11名の見守る中、K合様自らスポットの下へ行き・・・
エアギターの構えに入りました!

サングラスは照れ隠しで着けています(笑)

弾き語りは替え歌に変更。

曲はウルフルズの『バンザイ』!

テーマは『僕とピナレロ』・・・

「バンザ~イ!ピナレロ~好きで良かった~!このままず~っと!ず~っと!死ぬまでピナイ~!・・・」

もう全員爆笑でしたね!

Y崎様3号はこの時点で、余りの騒ぎについていけず一時離脱!

実は他のお客様もおられまして・・・

最初は引き気味でしたが、お子さんが喜んでいる姿を見て笑ってくれました。



しかしK合様はエアギターのアカペラでよく頑張りました。

でも頑張り過ぎて途中から歌詞を忘れたらしく、肝心なサビの前で歌うのを止めてしまったのです。

「こら~!ピナイ~!中途半端に止めるな~!」

野次はあったものの、面白かったので工賃はサービスでOKです!

N様2号は「いや~っ!K合さんってすごい強心臓ですね~。」と感心していました。

確かに・・・


その後H川様も帰ってしまいましたが、中富君と留美さん以外で集合写真を撮りました!




さあ本物のK合様はだ~れだ?





いやいや・・・

8人もK合様がいたらビックリですよね(笑)

こちらがオリジナルです。
そしてお昼前になってようやく解散!

今回のポタリングは終了致しました。

あっ!でも実はまだ『超ピナレロ祭』が終わった訳ではないんですよ(笑)

先日別のお客様で、ピナレロ・FP2をお持込みされたお客様がおられまして・・・
こちらなんですけど・・・

K合様のFP1の上位グレードなんですが、それでも数あるピナレロのラインナップの中では入門モデルの扱いだったんですね。

ところがSTIレバー交換の修理完了後、シフトチェンジの確認で乗ってみたんですが・・・

「なんじゃこりゃ~!メッチャいいやんか!」

そうなんです。

こんな事を言ったら怒られますが、FP2は今のドグマより良かったんです。

使用しているカーボンのグレードはドグマの比では無いのかも知れませんが、程良いバネ感があって、優等生なドグマよりもよっぽど乗って楽しい自転車に感じました。

それもあって・・・

「いや~K合さんに残念なお知らせ・・・FP1も悪くはないけど、FP2の良さったらなかったですよ!」って、わざとディスッちゃいました(笑)

しかしK合様は絶対に折れないですね。

「いいんです!FP1はFP1で残すつもりですが、そのうち新しい自転車を買いたいですし・・・FP2そんなにいいんですか?」

「そうですね・・・でもFP2とかFP3とかは、もう新車では手に入らないですよ。とはいえ死ぬまでピナイ・・・ですから次もピナレロで?」

「もちろんです!」



そしてその夜H安様の経営されている、夙川の『Teppan一』へ伺いました。

するとK合様が丁度帰り支度の為、店内で自転車を輪行袋に詰めている最中でした。

他にはW部様がおられて・・・

K山様とH野様は、まだお越しではありませんでした。

「ちょっとK合さん!場所とりすぎ!営業妨害しちゃ駄目ですよ!」って言いそうになりましたが、そこは飲み込んで、「もうピナレロ壊さないで下さいね。」と声をかけました。

「いやぁ。壊れたらまた持ってきますから!」

「今度はちゃんと修理代いただきますよ!」

「え~っ!マジッすか~!へへへ・・・」(テヘペロ風に)

「当然です!」(笑)

しばらくするとK山様がご来店!

(K山様)「おっピナイ!帰る時間じゃないんか?」

(K合様)「はい。今から歩いてJR西宮まで。」

(僕)「えっ?その荷物で大丈夫?西宮駅は遠いですよ。」

(K合様)「さくら夙川だと普通しか停まらないので・・・」

(僕)「車出しましょうか?」

(K合様)「いいんですか?ありがとうございます!」

いや~っ!不覚でした。

多分これだけの荷物があれば、きっと誰かが同情して車を出してくれるというK合様の作戦に、まんまと乗ってしまいました(笑)

(僕)「タクシー代いただきますよ。」

そして玄関に荷物をぶつけないように、アンプが入っているという超重たいハードケースを僕が運び出す。

K合様は自転車とギターを担いで出てきました。

そして終始「それ重いでしょ?僕が自分で運ぶのでいいですよ!」と言う事もなく・・・

駐車場まで僕が運びました(涙)
超重たい荷物を運ばされている後ろでは、天然のK合様が爽やかな笑顔でK山様の撮影に応えています・・・てめぇこのやろう!(笑)

どうです?

皆がK合様をいじめたくなる気持ちが解るでしょ?(笑)

そしてランエボでJR西宮駅まで送りました。

K合様が駅の構内に消えるまで、僕は見送ったのですが・・・

「おい!一度くらい振り返れよ!」(苦笑)

『男は去り際に振り返らない』っていうのがかっこいいと思ってらっしゃるのか・・・ちょっと寂しいじゃないですか!

その後『Teppan一』に戻ってその話をすると、周りの方々が・・・

「あのやろう食い逃げしたらしいよ!」

「えっ?」

どうやらH安様が気付いて、何度も電話したのに気付かずに帰ったらしい・・・

いやいや・・・

車の中で携帯電話いじってたはずやのに・・・(笑)

最後までお騒がせな2日間だったようです。

K合様!次に関西に帰ってきた時には、今回払い忘れた食事代をちゃんと払ってあげて下さいね(笑)

そんなお騒がせなK合様の話題で、途中からH野様も加わって、実に深夜の2時まで盛り上がっていました。

どれだけ愛されているんでしょうね。

そういえばある筋から聞いた情報ですが・・・

確かイタリアへ料理の修業に行くと聞いていたのですが、どうも心が揺らいだらしく・・・

どうもその筋の情報によると、名古屋市内のサイゼリアへ就職するとかしないとか。

せめてイタリアへ美味しい料理を食べに行くくらいの事はして下さいよ(笑)

K合様!男は有言実行ですよ!

せっかくの名店で修行した料理の腕前ですから、是非活かして下さいね!


長くはなりましたが、これにて今回の『歌って踊れる?ピナレロ乗りの話』を終了と致します。(笑)

2014年2月25日火曜日

第8回『TEAM EURO』走行会!懲りずに布引走ってます。

 2月22日(土)走行会。

空は晴れて路面も悪くありません!

しかし気温はかなり低い(汗)

ランエボのフロントガラスがカチコチに凍っていました。

兵庫区でも荒田町界隈は異常に冷え込みます。

HAT神戸は雪や路面の凍結こそないものの・・・

「ここはやっぱ寒いわ!」ってつい身体が縮こまってしまいます。

体感温度は確実にマイナスやな~って思っていると、参加者がいないのでは?って不安に駆られます。

先日参加したいってご来店頂いた赤白のオルベア・オニキスのお客様・・・

青白のオニキスに乗ったY田様が喜ぶので是非ご参加頂きたかったのですが、さすがに北区からのご参加だと、この寒さは応えたのでしょうか?

っていうか、この日はグリーンピア三木でエンデューロレースが・・・

Y田様、S本様、I本様、M様、O様親子・・・

結構な方々がレースに出てました。

「応援に行けば良かったな~」って思ったのは僕だけでしょうか?

結局この日は僕とH川様と2人で出走!

またしても布引の上りです。

H川様にとっても前回地に足を着いた坂道なので、かなりトラウマになりそうな感じではございましたが・・・

無理を言ってお付き合い頂きました(笑)

僕はこの日の為に前夜遅く、久々にTOKENのホイールに換装!

ちょっとだけ本気で走ってみようかと準備していました。

しかしK様もN様2号もいないので、H川様とノンビリ上る事にしました。

それにしても・・・

スプロケとチェーンをクリーニングした後、グリスアップするのを忘れてしまい・・・

「あ~っ!しまった~!」

そうなんです。チェーンがキリキリとやかましいんです。

これでは集中して上れません(涙)

途中で溜まらず立ち止まってリアディレーラーのワイヤーテンションをきつめに・・・

それで幾分かキリキリ音がマシになったのですが・・・

結果的にまた足を着いてしまった事に変わりなく。

「くそ~っ!準備不足や~!はらたつ~!」

今度こそ足を着かずに上ろうと思っていたのに・・・

しかし寒い!

風の丘に上り切った頃には指先の感覚が無くなって、ブレーキレバーをまともに握れないくらい手がかじかんでいました。

一度戻ってもう一本上るつもりでしたが、余りの手の冷たさに耐えられず、紅葉の茶屋に・・・

ストーブの前で手をかざしても、なかなか指先の感覚が回復しなくて・・・

犬のクロをモフモフしながら摩擦熱で温めたという・・・クロ、ごめん!

珈琲を飲んでも一向に身体が温まらなくて、さすがに2本目は諦めましょう!って流れになってしまいました(苦笑)

仕方が無いのでH川様と翌日の『超ピナレロ祭』のルートを下見しに移動。

僕がK合様を挑発して摩耶ケーブルまでの激坂を上って行ったら、他のメンバーはそれを見送りつつ、先にシンズバーガーに行って待っているという段取りを打ち合わせ(笑)

僕は僕で「K合さん大丈夫ですか?調子が悪いならペースを落としましょうか?」的な感じで、日頃のKY発言へのリベンジをした後、シンズバーガーで先に待っているメンバーから「遅いぞピナ合!どこ走ってんねん!」と突っ込んでもらう・・・というところまでを打ち合わせて帰還。

この日K合様は大阪で友人の結婚式に出席して、ギターの弾き語りをするとかで・・・

それを是非翌日僕らの前でもしてもらおうと思っているので、楽しみで楽しみで待ち遠しくなりました。

H川様にまでご協力をお願いするなんて・・・本当に申し訳ございません。

でもいたずらって大人になっても楽しいものですね(笑)

話は変わりますが、美術館帰りの女子大生のグループがご来店くださって・・・

ロードを見ているのでお声がけをしましたところ、『弱虫ペダル』を観てロードを好きになったのだそうで、その話で盛り上がりました。

是非そういうお客様にも、どんどんお越し頂けると嬉しいです!

皆で御堂筋君の正体について語り合いましょう(笑)


それはそうと夕方にS本様がご来店。

どうやら3時間エンデューロでY田様のチームが4位でゴールしたそうです。

惜しかったですね~!

あとI本様のチームは優勝チームから遅れること僅か17秒で2位だったとか・・・

僕も走りたかったなぁ~!

新製品情報!最近こんなの売ってます。

チェコの自転車メーカー『AUTHOR(アーサー)』です!

主にシクロクロスを製作しているブランドですが、ロードバイクも作っています。

まずはこの『X-コントロールCOMP2』ですが・・・

ストレートフォークのシクロクロスバイクで、機敏な操作性がウリですが、何よりもキャリア取り付け用のダボが付いているので、ツーリングバイクとしても活躍してくれる万能タイプなんです。

色もブリティッシュ系のグリーンがいい味を醸し出しています。

次に・・・
ロードバイクの『A44』です。

シートステイがベント(曲げ)加工しているので乗り心地もよく・・・

シクロクロスのジオメトリーを踏襲した、トップチューブ短めの設計が、初心者にも乗りやすく安心感を与える作りになっています。

ちなみにアーサーのフレームジオメトリーは、元プロレーサーにしてブルべの神様と呼んでも過言ではない三船雅彦氏の設計によるもの。

腕の短い日本人に乗りやすい設計というのがうなずけます。

フロントフォークやトップキャップにカーボンを使用していて・・・

いずれも当店では10万円未満で販売しています!

しかも『A44』に限っては、身長150cm未満の人でも乗れる極小サイズですので、155cmまでの入門者にオススメしたいロードバイクとなっています。


尚、アーサーは野球用品メーカーで知られるZETTが卸し元でして・・・

CEEPO(シーポ)なんていうのも扱ってます。
 
シーポはアイアンマン公認の自転車メーカーなので、フレームにも堂々とアイアンマンのロゴがあしらわれています。
 
攻撃的なフォルムがかっこよくて、僕もトライアスロンを始める際はシーポで組もうと密かに考えていました。
 
僕が一番欲しかったのがこの・・・
 
『クライマックス』だったんですが、余りにも成型が大変らしくて、とうとう絶版になったそうです。
 
 
あと最近取り扱いするようになったのが・・・
この『トンプソン』というベルギーのブランドですね!
 
当店が西日本で一番最初に取り扱いを名乗り出たのですが・・・
 
最近になって明石のショップさんも取り扱いリストに加わっていました(笑)
 
なので、西日本では兵庫県の2店舗だけが取り扱う、希少な自転車という事になります。
 
このトンプソン、自転車王国ベルギーで90年の歴史を持つブランドなので、そのポテンシャルにも期待大です。
 
今のところ僕は試乗した事がないので・・・
 
一度試乗車を貸して下さいって、お願いしてみようかな~。
 
 
それから・・・
 
スポーツ車ばかりではあれなので・・・
こういうのはいかがでしょうか?
 
サカモトテクノの『エポナ』です。
 
20インチですが7段変速でオートライト装備の優れものです!
 
デザインがお洒落なので、是非お洒落なお客様に買っていただきたい自転車です。
 
 
 
次にこれは当店でも人気のある定番なんですけど・・・
アサヒサイクルの『ジュエリスト』!
 
くどいようですが、どこぞのサイクルベースとは違うアサヒですのでお間違いなく。
 
このモデルはオートライトに6段変速の他、27kg対応キャリア装備で、錆びにくい部品を多用したフル装備のママチャリです。
 
BAAにも適合しているので、安心して乗る事ができるのもセールスポイントです。
 
 
そしてBAAといえばブリヂストンも忘れてはいけません!
一番オーソドックスなシティサイクル『ノルコグSL6』!
 
14年モデルは色が変わってもう一つだったので、13年モデルを入荷しました。
 
ビアンキのシティサイクルみたいでお洒落でしょ?
 
ライトはダイナモ式ですがLEDなので明るくて、しかも6段変速付ですから坂道もラクラク!
 
これで定価が3万円未満(14年モデルより値上がり)っていうのもありがたい話ですね。
なんでこんな綺麗な色をラインナップから消したのか・・・
 
現品限りなのでお早めにどうぞ!
 
 
 
そしてお洒落に自転車を乗りこなしたい人必見!
mimi屋特製ハリスツイードのサコッシュです。
 
ちゃんと裏地もあります!
 
マグネット留めタイプで通常7350円(税込)のところを、なんと2月末まで5250円(税込)にて!!
 
ただしハリスツイードの生地がなくなり次第終了です。
 
更に言うと次に入荷できる頃には、かなり値上がりしている見込みなので・・・
 
これも早めにお買い求め下さい!
こんな感じでお使い頂けます!

エコバックとしても十分使える耐久性です。

他にも・・・
帆布やデニム生地のものも作れますし、サコッシュ以外のバッグもオーダーできます。

詳細は是非ご来店時に・・・。


まあこんな感じで最近、一段と取扱商品も充実してきましたので、皆様よろしくお願い申し上げます!
 

2月16日(日)ポタリング!オイスターチャウダーを食べたい人々が集合!

この日はポタリングとしては参加者が多くて、僕と留美さんを含めると9名になりました。

O様親子が前々からオイスターチャウダーが食べたいって言っていたのですが、今回ようやくのポタリング参加でしたので、迷わずシンズバーガーへ行く事になりました。

それにしてもK様やS本様といった強豪メンバーが参加されると、つい僕の上りのスピードが上ってしまいますね(笑)

そういえば先日、M嬢のロードバイクを大幅に改良しました。

大幅と言ってもクランクを交換しただけなんですが・・・

元々145mmのジュニア用クランクを使用していて、さすがにそろそろ大人サイズのクランクでもいいんじゃない?って話でシマノ105の165mmに交換しました。

当然ボトムブラケットごとの交換になりましたが、一気にクランク長が20mmも伸びたので、少し心配だったのですが・・・

「すごく乗りやすくなった!」って大喜びでした。

そのM嬢の走りも気になるし・・・

年末に車に接触され自転車を破損したH江様が、先日このMASIのミニベロをご購入されたのですが・・・
H江様には是非早くこの自転車に慣れて頂きたくて・・・

あと最近ポタリングにご参加頂いているY崎様3号が、上り坂で通常使用するギアを確認したいというご要望もありまして・・・

シンズバーガーまでは、少々傾斜のきつくて長い上りの直線を走りました。

H江様はまだ新車に慣れてなくて、かなりきつかったそうですが、M嬢は軽快に上っていました。

お父様へのプレッシャーが更に強くなりそうですね(笑)

H川様はペガサスがまだ完成していないので、今回もTREKで参加。

早くH川様のペガサスを組みたいのですが、フレームの塗装に思いのほか時間が掛かっています。

とりあえず初めてシンズバーガーにやってきたメンバーが多いので、オイスターチャウダーをオススメしました。

シンズバーガーさん!またしても朝からランチセットを注文して申し訳ございません!

でも皆さん美味しかったって好評でしたよ。

そして僕は次週のポタリングでもシンズバーガーを頂く予定でいたので・・・

「店長!すみませんが、来週は岐阜に還ったメンバーさんがスペシャルゲストで参加するので・・・激辛バーガーを用意して頂けませんか?」って交渉しちゃいました!

次週の『超ピナレロ祭』に向けて、僕の悪巧みはますます加速していきそうです(笑)


2014年2月23日日曜日

第7回『TEAM EURO』走行会!雪だけど走ったよ!

前日の朝まで大雪でした。
荒田町の家は真っ白になり、家の前の道路も真っ白でした。

車も見ての通り・・・これでも走りながらだいぶ振り落としたんですよ(笑)

夜からまた大雪って聞いていたんですけど・・・

そして金曜日の深夜はすごい雨風でした。

「明日は参加人数ゼロかもなぁ~。でも俺は雨でも雪でも走ると言ったし、覚悟を決めて寝よ!」

そして2月15日(土)。

「やっぱり誰も来ていな~い!」(涙)

深夜の雨は落ち着き、とりあえず走れるコンディションではある。

路面がウェットなのはともかく、気温は比較的暖かかったので、正直今日走らないでいつ走るの?っていうくらいでした。

なのに僕一人・・・。

最初は表六甲を上ろうか・・・とも考えましたが、どうしてもまた布引の激坂が走りたくて、フラッとまた新神戸まで行っちゃいました。

神戸第一高校の付近まで上ると、まだ道路脇に雪が残っていて・・・

「マジかぁ~。上まで上ったら積もってるかな?」

そして悪い予感は的中!

布引の滝の手前にある工事現場付近から路面にまで雪が・・・



滑りそうな所を避けて走ると水道管の鉄蓋を踏んで滑るし、後ろから追いついてきたスクーターに道を譲ろうとして滑ったり・・・

必要以上に脚を消耗して、また途中で足を着いてしまった(涙)

「ちくしょ~っ!また心が折れてしまった~!」

そして新神戸ロープウェイ風の丘駅に着くと・・・
なかなか路面コンディションがいい感じでしょ?

この程度の路面に負けたのは悔しいけど、とりあえず気分転換に紅葉の茶屋に・・・
黒猫は元気に外で餌をもらってます(笑)

店の中では犬のクロ(黒くはない)がお出迎え。

珈琲を注文してクロと戯れていたら、外から誰かが手を振っている。

「あ~っ!S中さんじゃないですか!」

「何か雪が残る中こんな所まで走ってくるなんて、随分酔狂な人がいるな~と思ったら店長だったんで驚きました。」

「そういうS中さんもトレイルランですか?また摩耶山まで?」

「そおっすね。また摩耶から下ってきます。」

「気をつけて行ってきて下さいね!」

そういってお見送りしました。

珈琲を飲みながら一息ついていると山歩きのオッチャンたちが・・・

「あれ?こないだも来ていた・・・」

「覚えて頂いてたんですか?ありがとうございます。春までちょくちょくお世話になります(笑)」

本当にここの激坂は春先の調整にはもってこいのコースです。

これは途中の道なんですが・・・

携帯電話の電池が切れた関係で、後日H川様と走りに行った際に撮影した写真です。

斜めに撮影していますが、クラウンプラザホテル(旧新神戸オリエンタルホテル)を真っ直ぐなるように見ても、ここの傾斜がきついのが判るかと思います。

ここから風の丘までは、段々傾斜がきつくなるので・・・

心が折れるっていうのもご理解いただけるかと。

もう少し下った所ですが、まだクラウンプラザホテルよりも高い場所にいます。

ちょうどこの下に見える屋根が、布引の滝を見下ろす茶屋なんです。

更に下ると・・・
神戸第一高校の一番上の校舎の裏から下界を撮影。

下に映る道路からも想像できる通り、この辺で既に激坂クラスの九十九折りです。

写真は後日撮り直したものですが、実際にこの日は和歌山や淡路島まで一望できました。

この後もう一本だけ上りを走って、お店に帰りました。

また路面のいい日にリベンジしたいと思います!

2014年2月19日水曜日

ハプニングがいっぱい!高鷲スノーパーク

 2月10日の深夜に出発の予定が、 9日の深夜に出発というスケジュールに変更。

いや・・・本来は22時くらいに出発したかったんですよ。

しかし 9日は思いの他忙しくて・・・

当店OPEN以来、最高の売上を記録しましたので(笑)

結局家に帰ったら23時半で、そこから実家へ行き・・・

あるはずのスキー道具を探したら、ウェアが無くなっているではないか!!

「え~っ!どういう事~?」

実は実家といっても僕が小学5年生の時から一人暮らししていたマンションでして・・・

今は僕の祖母が暮らしてます。

「ばあちゃん!俺の荷物を勝手に触るなって言ったやんか!」

「文句があるんやったらここにある荷物、全部今の家に持って行きなさいよ!」

「う~。それは面倒やから嫌や。」

そうなんです・・・

僕が今住んでいる家にはインプレッサやランエボの部品から、バイクのマフラー、自転車まで・・・

およそワンフロアーが完全に倉庫と化してます(笑)

そこにスキー板2本にブーツ、ウェア、その他諸々・・・

小中高生の頃作っていたRCカーも4台あるし・・・

そんなん置く場所ない!(涙)

「はっ!それどころではない!早く出発しないと・・・」

この際ウェアはレンタルする事にしました。

どうせクリーニングに出せば、レンタル代くらいの金額になるんだから一緒・・・

そう自分に言い聞かせながら板とブーツだけ車に積んで出発。

しかもグローブやゴーグルすら無い(汗)

コンタクトレンズとアイジャケットを取りに、わざわざ家に戻る時間も惜しいので、こうなったら現地で購入すればいい!

もうヤケクソでした。



出発した僕は、いつもなら茨木くらいまでは下道でノンビリ走るんですが、きっとまた睡魔に襲われると判っていたので、少しでも時間と距離を稼ごうと、阪神高速から乗る・・・

そして案の定、草津あたりから眠くなる。

更には燃費を伸ばすために回転数を抑えて走っているのに、金魚の糞のようにピッタリと車間を詰めてくる車にイライラ・・・

思わずフルスロットルでぶっちぎろうかと思いましたが、必死にこらえて養老SAまで頑張りました。

しかし眠い・・・

養老で少し仮眠したものの、まだまだ眠い。

何とか東海北陸道の瓢ヶ岳PAまで行った僕は再び仮眠。

しかしなのだ!

あまり遅くにスキー場へ行くと、駐車場がセンターハウスよりも遠いところになっちゃうので、慌てて起きる。

それにしても燃費が悪いなぁ・・・

今回はリッター7.3kmくらいかな。

高鷲インターを降りたくらいからガソリンランプが点灯。

「うわ~っ!駐車場までの上りでガス欠したらどうしよう?」って焦りましたが、開いているスタンドも無いので、意地で上り切りました(苦笑)

帰りは神風特攻隊の気持ちで走ります。

さて現地に着いたのは6時23分。

K合様とはセンターハウスで7時半に合流とかって話になっていましたが、レンタルなどの手間があるので早く合流したくて『もう着いたでメール』を送信!

しかしK合様がセンターハウスに現れたのは7時20分!

「遅~い!」と言いそうになりつつも、押し殺して挨拶を交わす(笑)

よく観ると脇にヘルメットを抱えている。

「K合さん!ヘルメットって・・・何をなさるおつもりですか?・・・っていうかK合さんも一緒にすべる気満々なんですね?」

いやね、僕の頭ではK合様は朝僕にリフトの割引券を持って来てくれたら、あとはレストランにスタンバイしていて、お昼は僕のために特別メニューのランチをご用意頂けるものだと信じていたんですよ(勝手に・・・笑)。

まさかヘルメット付き本気モード全開で待ち構えているとは、夢にも思いませんでした(笑)

さてレンタルウェアも借りて・・・

グローブは購入し、ゴーグルはK合様に借りて、さあ着替えよう!って準備をしたのですが・・・

ここでどうしようもないハプニング。

ブーツが真っ二つにバカッ!って割れちゃったんですね(汗)

たかだか3年程実家で放置していただけなのに・・・

何だかシェルに艶が無いな~とは思っていたけど、まさかここまで見事に劣化しているなんて!

バックルを締めた瞬間にバカッ!ですよ?

餌に喰らいつくときのクリオネか?みたいな・・・

「ああ~っ!ブーツまでレンタルやなんて~!」

僕がショックでうなだれていたらK合さんがやって来て・・・

「店長!まだですか~?」って怒られました(笑)

「ブーツが割れたんですけど、泣いてもいいですか~?」

こんな事やったら最初に点検して、あかんかったらもう一つのブーツがまだ生きていたのに・・・

まあ悔やんでも仕方ないのでレンタルを・・・

ブーツを変えると板の重心が変わるので厄介なのと・・・

あとやはりレンタルブーツは駄目ですね!

固定力が乏しくて前傾姿勢を維持しにくい!

「こんな精神的にも装備的にもボロボロの状態で、果たしてK合さんの相手ができるかな~。」

だってヘルメット着用して滑るような人が相手ですよ?(笑)

僕が思うに、きっとK合様は『自分の前を行く人がいればぶち抜きたくなる症候群』っていう症状の持ち主なんで・・・

そんなスピードにレンタルブーツで対応できるか・・・とっても心配になりました。

そして案の定、K合様はクラウチング!

「K合さん!ここはスノボ客も多い普通のスキー場ですよ?クラウチングですか?」

ほぼアルペン競技でもやってます的なノリで滑ってらっしゃいました(笑)

僕も普通にパラレルターンで滑って追いかけていたら、雪面が硬くて重いこともあって、激しい振動からひざが笑いそうになったので・・・

途中から「もういいや!」って、僕もクラウチングでK合様を追いかけてました。

ぶっちゃけクラウチングの方が楽に滑れます。

楽しさは限りなく半減しますけど(笑)

本当に迷惑なスキー客で、皆様大変申し訳ございません!

ゲレンデの途中で記念写真・・・
レンタルウェアはダサいです(笑)

それにしてもK合様の立ち方ってモデルのおねえさんみたいなんですけど・・・

念の為に申し上げますが、K合様は男です!(笑)

ちなみに僕が今回使用しているスキー板は、2005年モデルのフォルクル・P60ですが・・・

「店長の板・・・古いですね。いつのです?」って、またK合様のKY発言に撃沈されました(笑)

僕がもう1本持っている板なんて、95年仕様のサロモン・エボリューション9なんですけど・・・

そんなんで滑っていたら化石呼ばわりされそうですね(苦笑)


ところで肝心なランチですが・・・

『イタリアンシェフK合様のおもてなし』なるものはございませんでした(笑)

「K合さん!何かオススメのメニューってあります?飛騨牛カレー以外で・・・」

「そうですねオススメはまぐろユッケ丼ですよ!」

「はあ?岐阜の山奥まで来てわざわざまぐろっすか?」
そして勧められるがままに注文しました。

ユッケ丼というよりはカルパッチョ丼って感じで、ボリュームもあって美味しかったです。

でもこういうのは焼津か銚子で食べてみたいものです(笑)

ちなみに食事中にお店に連絡をしたら、なんとH野様たちがご来店中でして・・・

K合様に電話を代わって差し上げたら、随分と会話が盛り上がっていました。

電話終了後、K合様に「皆さん僕の噂で随分楽しんでいられるみたいですね。」と言われ・・・

思わず「何の話ですか~?」ってはぐらかしてしまいました(笑)

いやね、皆さんK合様の事が大好きなんですよ。

ネタに事欠かないって、誰もが嬉しそうに話すんですもの。

素晴らしい事ですよ!



あと・・・ダイヤモンドクワッドを降りた山頂の右手にこんなものがありました・・・
雪でできた御堂筋君です!

って言ったら現地のスタッフに怒られますかね?

ネコバスの間違いです(笑)
並べてみたらネコバスと御堂筋君ってそっくりじゃない?

あっ!これもしかして、全世界のジブリファンを敵に回した感じ?

大変失礼致しました。


でもネコバスを見て御堂筋君を連想したら、早くまた自転車に乗りたくなりました。


そういえばK合様は2月22日~23日と関西に戻って来られます。

22日は友人の結婚式でギターの弾き語りをやるのだとか・・・

それは是非当店でもやってもらいたいですねぇ~(笑)

H野様たちが喜びそうじゃないでしょうか?

K合様・・・そういう訳なので23日のポタリングの日に、是非即興でお願い致します!

お題はもう考えています(笑)

23日のポタリングは『おかえりK合様!超ピナレロ祭!!』という訳で・・・

K合様を迎え撃つ・・・いや、歓迎する準備は整っております。

是非このお祭りに参加されたい方は2月23日の朝8時半に、当店前にお集まり下さいませ!


あ~楽しみで仕方がない!



最後に帰りですが・・・

ガス欠寸前で近くのスタンドに転がり込んで・・・

心労から道の駅でダウン(笑)

その後以前の取引先だったドライブインで買い物・・・

そして珈琲をご馳走になって、仕上げは『美人の湯しろとり』で温まり・・・

また爆睡。

目が覚めてからもまだまだ睡魔が激しくて・・・

でも疲れからか肉が食べたくなって、養老まで突っ走る!

養老といえば飛騨牛ですよ!

いや・・・養老なのになぜか飛騨牛なんですよ(笑)

飛騨牛のミスジやイチボ、上カルビなどの他、馬刺しまで食べたのに、お会計5470円って・・・

安過ぎて感動しちゃいました!

また友人を引き連れて食べに行きたいものです。

関ヶ原から再び高速に乗った僕は、多賀でしばらく仮眠を取って・・・

結局早朝の4時半に帰宅して、またそこから出勤しちゃいました(笑)

眠かったです。

2014年2月15日土曜日

購入する前に読んで欲しい!今人気のクロスバイクをまとめてみた。

こういうデータって見比べる機会が少ないですよね?
どうですか?

色が入っている欄は他と比べて勝る部分です。

ただしクランクに関しては同じブランドのパーツなのに色分けしています。

これはフレームサイズによって、クランク長を変更してくれるか否かで判断しています。

そうしてみた場合、キャノンデールはさすがですね!
しかし価格を良く見て下さい!

明らかにずば抜けて高いでしょ?

むしろ10万円出せるなら、もっといい自転車ありますから(笑)




では価格が安いルイガノは本当に価格以外に良いところ無しなのか?
いえいえ、デザインは素晴らしいし、乗りやすさもこの中ではトップクラスでしょう。

しかし人気にかまけてパーツにそれほどコストをかけていません。

ではフレームにコストをかけているのか?といえば、フロントフォークにハイテン素材を使用。

これは明らかにコストダウンを図っています。

もちろん乗り心地の面では、ハイテンは悪くありません。

しかし重量がね~(汗)

フレームだけでも5万円の価値があるっていうなら見逃しますが、とてもそうは思えません・・・



次にTREKですが・・・
今さら自転車界のレクサスに期待するユーザーってどれほどいるのでしょうか?

ブランド名にあぐらをかいているだけの自転車に魅力は感じません。

どれだけ偉そうに言ってもフォークはハイテンですからね(笑)

重量の重さがその意味を語っています。

特筆すべきポイントはリアディレーラーをアリビオにして、「他よりもコストをかけてますよ!」的なアピールをぶちかましている辺りでしょうか?

なかなか小賢しいですね(笑)

しかし今時そんな姑息なカムフラージュに騙される消費者なんて・・・

これが結構いたりするんだな(笑)



余談ではありますが、大抵の自転車屋さんに行くと、「同じ値段ならこっちの自転車の方が、よりハイグレードなパーツを使っているからお買い得だよ!」って説明を、あたかも当然のようにするもんだが・・・

そんな罠にひっかからないで下さい!

そんなお店はどうせ自転車の事なんて、まるで解ってないモグリなんですから(笑)

って、そこまで言っちゃってもいいくらいの話なんですよ実際。

やはり自転車も車も・・・何でもそうなんですけど、どこにどれだけのコストをかけているとか、そのバランスって大事なんです。

自転車はまずフレームが資本ですから!

ベースになるフレームがただの鉄屑だったら、買った人は浮かばれません。

メーカーや職人の想いやコンセプトをどこまで踏襲しているのか?

そこに価値があるのです。

ただ「売れる自転車だったら何でも一緒!」そんなポリシーやプライドのかけらも無い自転車は売って欲しくないんです。

自転車につぎ込む予算は夢を購入する為の対価です。

ただ有名ブランドで、お洒落で・・・って言うだけでその対価を払う価値はありません。

そこまで言うと「10万円以下やそこらの自転車にプライドもコンセプトもあるか!何寝言を言うとんねん!その程度しか買えない客が悪いんちゃうの?文句があるなら30万円以上出してみぃ!」って反論する自転車屋さんもいる事でしょう?

そういうお店は自転車屋として、人に夢を販売する職業として、基本的な概念というものを是非見直して下さい。

一貫したコンセプトを持っているブランドは、価格帯に関係なく筋の通ったモノをちゃんと作っていますよ。

ところで本題に戻ります。



次にビアンキですが・・・
これねぇ、デザインは最高なんですよ。

見た目で惚れちゃう人が多いのも頷けます。

ビアンキはどのモデルも比較的コストパフォーマンスが高めで、バランスのいいブランドです。

しかしフレームの出来、不出来が激しいブランドでもあるので、試乗する必要を求められますね。

このローマ3に関してはオールシマノパーツで固めているあたり・・・

さすが堅実だな~と感じてしまうのは僕だけでしょうか?

でもね・・・

今やどこでも走っているビアンキに6万円払うなら、他にも良い自転車はあります。

ただ・・・このローマ3は比較の基準としては、紛れも無く最高の自転車なんです。

とにかく可も無く不可も無い!(笑)

飛び抜けた個性は無いけど、よく出来た自転車という意味です。




それでは次にジャイアント!!
「俺のものは俺のもの!お前のものも俺のもの!」と言ったのはジャイアンですが・・・

さてこのエスケープ。

誰もが知るロングセラーバイクですね!

ビアンキやルイガノ同様、あちこちで見かけます。

この自転車はまたバランスがいいんですよ!

ジャイアントのアルミフレームは硬いです。

しかしクロモリ製のフロントフォークが、絶妙な乗り味を演出している!

オーソドックスではありますが、楽しくサイクリングをする為の、まさに基本的な走りを醸し出す構造です。

ただ問題は・・・

スピンフォースってホイールは、トラブルが多いみたいなんですね。

いや・・・ホイールの性格さえ解っていればなんでもない事なんですよ。

要するにクロスバイクって乗り物は、スポーツバイク入門者が購入する自転車で・・・

ママチャリから移行した人って、結構歩道の段差やスロープを正面からガンガン突っ込む人多いでしょ?

慣れてきたら段差の瞬間だけひざの力を抜いて、上手く衝撃を逃す走りをしたり・・・

スロープも斜めに侵入して、出来るだけタイヤやホイールへの衝撃を、緩和する走りをするもんなんです。

でも初心者の人はひざやひじの関節を、上手く屈伸させる乗り方って知らない人が多いから、よくホイールが振れたり・・・

パンクは大抵リム打ちのスネークバイトだったりするんですね。

そこにきてスピンフォースはリムが硬くて丈夫なんですが、そのせいで乗り心地を損なう為、ジャイアントはスポークテンションをソフトにして組んでいる訳ですよ。

結果的に硬いリムが細かい振動までまともに拾い・・・

スポークがねじれまくって、ホイールが振れる原因になっているんですね。

そしてそれを防止しようとスポークテンションを上げると、たちまちホイール剛性が大幅に上るので、乗り心地が悪くなり、更にスポークが折れやすくなるというのが、この自転車に多いトラブル。

フレームの剛性も高いので余計になんでしょうね。

そしてクロスバイクユーザーのレベルでは、ホイールを新調して走りの変化を楽しむ・・・なんて考えは毛頭無いものですから、ホイールの破損=廃車といった結論に陥るのである。

最後にエスケープR3は、2013年モデルから2014年モデルになって、価格が10500円値上がりしました。

スペックが大差無いのに、この大幅な値上げはマイナスなんじゃないかと、僕は睨んでおります。



それではジオスの紹介ですが・・・
ジオス・ミストラルこれはいいですね!

当店でも1台だけ販売実績がありますが・・・

この自転車の素晴らしいところは5万円未満の完成車に前後セットで12000円するホイールを装着している事。

シマノのR501ってホイールは、僕なんかだと正直物足りなく感じるホイールですが、程よい剛性と乗り心地に、そこそこ良い回転である事が特筆物で・・・

さすがシマノ!と言いたくなるレベルのものなんです。

装備も他の自転車から見劣りするものが無いのにこの低価格・・・

フレームも決して悪くありません。

難があるとしたら塗装が雑で、所々にムラがある可能性が高いことくらいかなぁ~。

トップチューブとか目立つところにまでエクボがあったりしますが、何ぶん価格が安いので勘弁して下さいっていうのが、この自転車の欠点ですね。

あとは言う事無しなんじゃないでしょうか。

あっ!それと入荷に時間を要する上に仕入れ値が高いので、自転車屋的には手間と神経を使う割りに儲からない自転車なのも欠点ですね(笑)



そして最後に・・・
そうですコーダブルームです。

この自転車も当店では販売実績があり、特に満足度の高い自転車の一つなんですが・・・

この自転車のスペックは10万円以上の自転車に匹敵します!

まず変速ですが、同じアルタスでも他と違って、この自転車だけ9速仕様にしている事!

次にチェーンやスプロケなどの駆動部分に妥協した部品を使っていない事!

特にすごいのがホイール!

5万円台の自転車にノバテックのハブを使ったホイールですよ?

組んでいて目を疑いましたよ。

回してビックリ!いつまでも回り続けます。

9000系デュラエースのホイールと回し比べた結果、デュラの3倍以上回り続けました。

当店でデュラエースのホイールを買った人に申し訳ないので、本当は伏せておきたかったのですが、これは疑いたくなるような・・・でも事実なんです。

サイズによってクランク長を変えてくれる心遣いもさながら、フレームの作りは間違いなく本物です。

ジャイアントの工場で、ジャイアントよりクオリティの高いフレームを作るっていうのが、このブランドの真骨頂です。

重量の軽さと、乗った軽さはこの表に書き連ねた自転車の中でもずば抜けています。

確かにキャノンデール・CAAD8は素晴らしいですが、コストの差を考えたら・・・やっぱりね(笑)



まあトドノツマリがコーダブルームを宣伝したかった・・・っていうオチになってしまいましたが、別にコーダに関わらず、当店はこだわって自転車を作っているブランドが好きなので・・・

是非お客様の好みなんかも交えて、色々とお話を聞かせて頂けるなら、きっとお気に召すであろう自転車をプロデュース致します!

2014年2月14日金曜日

AVEDIO(エヴァディオ)・ペガサス売れてます!

最近ありがたいことにペガサスの人気に火がついております。

高い買い物をしてもらえる事も嬉しいのですが、それ以上にペガサスのような素晴らしい自転車を神戸で広めていける事を有意義に感じております。

まずはエヴァディオの自転車に出会えたことに僕は感謝したいです。

そう言うとオーバーに聞こえるかも知れませんが、僕は自分がプロロードレーサーになるチャンスを失い、自力で単独ヨーロッパへ渡るお金も度胸もなく・・・

2002年以降は特に、自分の進む道を本当に迷っていたんですよ。

「俺は何がしたいんだろ?」

「何のために生まれてきたんだろ?」

「何だったら俺は満足にできるんだ?」

そうやって1年間、全国を放浪して各地の峠を自転車で走り・・・

夜は車で各地の走り屋に勝負を挑んでは、命懸けで峠を突っ走り・・・

それでも自分の命に価値を見出す事ができなくて、自問自答の毎日を過ごし・・・

それが一転、神戸に帰ってからはツアープランナーの仕事に就いて、これが天職だって感じるようになると、自転車との距離がどんどん開き・・・

いつしか自転車に全く乗らなくなってしまいました。

でも以前のチームメイトが、新たなチームで走っている話なんかを小耳に挟んだりすると、何だかとっても悔しくて・・・

そんな時にたまたま2007年のサイクルモードに誘われて、インターマックスのX-LIGHTに乗った時、久々に新しい自転車を作って、思い切り走ってみたくなったんですが、自分の鈍り具合を考えたらX-LIGHTに失礼だと感じて諦める。

しかし諦めきれずにモヤモヤし続けて、その1年後・・・

自分の迷いを払拭する為、2008年のサイクルモードに行ったのがきっかけ。

そこで出会ったエヴァディオ・ヴィーナスに乗った瞬間、自分の忘れていた感覚が甦って・・・

「俺は大切なものを忘れていた。このワクワクとする高揚感!自転車から伝わる躍動感!この走りたくて走りたくてたまらない気持ちをなんで忘れていたんだろう。」

そう思って少しずつ勘を取り戻そうとトレーニング・・・

身体を戻したらヴィーナスを組んで、もう一度レースで・・・

今度は日本一を目指して走り、前のチームメイト達をギャフンと驚かせてやるんだと・・・。

しかし長いブランクで鈍った現実に苦しむ日々が続き、再び自転車を忘れたい気持ちにさせられ、それから数年・・・

今こうしてまた自転車に乗ろうって思えた事を、正直自分でも驚いています。

でもその根本的なきっかけを与えてくれたブランドがエヴァディオなので、思い入れが強いのもご理解頂きたいところです。

いいと思える自転車はいくらでもありましたが、一度は腐り切った僕のハートを本気で甦らせたのはエヴァディオのフレームなんです。

今も僕はジタンで走っているので、エヴァディオの自転車は所有していませんが、初代ヴィーナスが絶版になった今、バッカス01かペガサスのいずれかで組み立てようと検討中です。

ちなみにバッカス01は硬い硬いって言われがちですが・・・

いや、確かに硬いんですよ。

しかし先日改めて試乗車で走ってみたら、思いのほか膝への突き上げなどが無くて・・・

「めっちゃいい自転車やん!」って改めて感動したのです。

なのでアルミのバッカス01にするか、チタンのペガサスにするか・・・本気で悩んでいます。

で、最近オーダーの入ったペガサスですが・・・

取引先の社長様の紹介でお越し頂いたF様の希望で・・・
サンドブラスト仕様のチタンフレームにマットレッドのフォークで注文したのですが、なんと500mmサイズのフレームが品切れだったんです。

しかし「塗装用のフレームならそのサイズが残ってますよ。」という回答に僕は・・・

「じゃあロゴをデカールかペイントにして、フレーム全体をクリア塗装できますか?」って確認したんですよ。

するとそれは可能だって話になり、早速F様に確認した結果、世界に1台のクリア塗装バージョンを作る事になったのです。

どうです?サンドブラストではなく、ゴールドのロゴにクリア塗装っていうのも悪くないでしょ?

シートクランプの付近を見たら、クリア塗装している部分としていない部分の境界が判るはずですが、それほどチタンの輝きに違いはないでしょ?

むしろ程よい上質感が増してませんか?

なお今回はSFidaの38mm高のカーボンディープリムホイールに、9000系デュラエースの組み合わせで製作。

F様は白と黒が大好きらしいので、白と黒のパーツをメインに、赤が所々入るようにコーディネートしました。
しっかしデュラエースは美しいですね!

そして完成しました・・・
ペダルはLOOKのKeo2max限定カラーの白赤です!

まさにこの自転車を完成させる為に在庫していたパーツです!(笑)

タイヤは慣れるまで耐久性重視で、価格の控えめなタイヤがいいと判断し、あえてパナレーサーのカテゴリーS2を選択。

しかし白黒基調のタイヤが、より自転車の存在感を演出しているでしょ?
サイクルコンピューターは当店からのプレゼントです。

F様の希望するイメージは『トヨタ・アリストみたいなやんちゃな高級車』だったのですが、どうやらイメージ通りだったそうで良かったです(汗)

僕のイメージではマクラーレン・MP4-12Cって感じだったんですけどね(笑)

やんちゃな高級車でしょ?

まあ、これが当店の仕事です。

また世界に1台しかない酒の肴を組み立てました!

乗って楽しい観て楽しい!

これが男のロマンですよ。

実は走行会メンバーのH川様もペガサスを注文しました!

これも世界に1台のカラーリングで武装する予定です。

近日完成なので、またレポートします!!

2014年2月13日木曜日

SFidaの社長がご来店!

 2月 8日(土)

走行会を中止してショックだった僕ですが、そうなんです・・・

この日はSFidaの太田社長がご来店されたんですよね。

新作のMTBのフルカーボンフレームとかをお披露目してくれまして・・・

もちろん新規格の27.5インチモデルです。

MTBの世界も26インチから29インチへ、そこから27.5インチへと変化していってます。

ついていくのも大変ですね!(まるで他人事)

しかしこのフレーム1100g程しかなくて・・・しかもカーボンシートポスト付きでなんと、税込み99800円也!

ちゃんとディスクブレーキ台座もついているし、欲しくなるね~。

詳細までは教えてもらえなかったのですが、製造元はかなりの有名どころを製作している工場らしい。

ちなみにこんなものもございます・・・
ステム一体型ハンドル。

これがまた軽くて安い!!

よそのメーカーに比べたら価格は3分の1です。

クオリティも決して変なものではありません!

ステム長は現在90mmと110mmしか用意していないそうですが、これがヒットするようなら100mmなんかも追加したいとの事。


そして何よりもこれですよね?

奥に見えるは前期型。

手前は新型ですよ!!

ロゴも黒くなってシブくなりました。

スポークもSAPIMのCX-RAYですよ!

このスポークって10本で3780円もするんです。

ここまで素材にこだわって、軽量かつ高剛性なホイールに仕上げていながら、10万円前後で買える完組ホイールなんて、他にはありません!!

という訳で、是非この機会にカーボンホイールにチャレンジしてみませんか?