2013年9月8日日曜日

第28回『TEAM EURO』走行会!

今週の土曜日も朝から雨でしたね~(涙)

テンション下がりますよね~。

走るべきか・・・走らざるべきか・・・

葛藤しながら出勤致しました。

まあ走れないレベルの雨ではありませんでしたが、さすがに誰も来ないだろうと・・・

思えば人生で2度目のつがいけサイクルに出場した97年の6月もこんな雨の日でした。



ロードレースデビュー2年目の僕は既にホイールを2本も壊し、つがいけに向けてNEWホイールを組んでいました。

初めて使っていたホイールはアラヤのエアロ4というリムとサンツアーSLのハブで、極細バテッドスポークで組んだ、かなり軽量なホイールでした。

そのリアホイールをリム打ちで破損した後、ホイールを組みなおすついでに、リア7速から8速化するにあたって、前後ホイールをマビックGP4のリムと105のハブで組んでみたのですが・・・

これがとんでもなくクソ重い!(笑)

それで急遽リアのみ同じマビックのGL330をサンツアーシュパーブプロのハブで組んだら、そこそこいい感じに仕上がったのですが、まもなく前後とも強烈なリム打ちで同時に破損する。

当時は最高時速を更新することに執着していたので、時速70kmや80kmは当たり前のように出していた事もあり、ホイールの破損は致し方ないって感じでしたね(汗)

そこで次に組んだのがFiR(フィール)のシリウスというリムで、当時では珍しいカラーアルマイトリムでした。

ブルー(といってもネイビーに近い)アルマイトのリムがお気に入りで、しかもFiRといえば、当時世界最強チームといわれていたイタリアのチームマペイ御用達のホイールブランド!

苦学生の分際で、これに思い切って600アルテグラのハブを組み合わせて作りましたよ。

スプロケも600アルテグラの12-25Tと、当時の選択としては限りなく山岳用に選んで装着しました。

ところが本来なら雨で体温が上がらないから、タイムも上がりやすいはずなのに・・・

厚い雲の中を走る事で逆に身体を冷やし過ぎて、思いのほかタイムを更新する事ができず、1時間11分という平凡なタイムでゴール。

何より下山後にホイールのリムサイドを見てびっくり!

美しいカラーアルマイトが見事に剥げ、表面も荒れてガリガリになってしまったのです。

この時初めて「雨なんて嫌いだ!」って思いました。



まあ雨の日は雨の日の走り方がある!だとか・・・

雨の日こそ自分の自転車の限界性能を知るチャンス!とプラス思考に考えている僕でさえ、実は雨の日が大嫌いなんです。



そりゃみんな走りたくないよな~(苦笑)

誰も参加者が来ない。

金曜日に「明日雨じゃなかったら行きます!」と明言したO様2号の言葉が、フラッシュバックのように脳裏を過ぎります。

そして来たのは中富君だけ・・・

2週間前に雨の降る中、表六甲を上らされた事をチクチクと文句言っていた彼に、「今日も表六甲に上ろうか?」とはなかなか言い出せず・・・

「あの~。今日って走る気ある?」なんて聞き方をしてしまった(苦笑)

正直僕はモチベーションガタ落ちでしたので、むしろ「今日は当然中止でしょ?」って言われる事を期待していたのですが・・・

「もちろんですよ!走るに決まってるじゃないですか!」

「ああ・・・だよね~。えっ?マジで?わかった!すぐに準備するわ!!」



とまあ、そんな具合に走る事になりまして・・・

まずは中富君のリクエストで六甲アイランドを1周!

実は2人とも自転車で六甲アイランドへ行くのは初めてで、自転車の走れる歩道なんてどこにあるんだろう?くらいのノリで向かったのですが、そこは僕の長年の勘ですんなりと道を発見し、外周でインターバルスプリントを・・・

しかし慣れない道で信号や車の読めない動きに気を取られ、思うようにスピードを引っ張れず、3本とも時速50~53km止まりの俗に言う『しょんべんアタック』(お下品で申し訳ございません)しかできませんでした。

あとは水たまりの多いこと!

2人ともびしょ濡れになって走りました(笑)

その後は御影から甲南病院経由で渦森台まで上る激坂にチャレンジ。

この道を初めて上る中富君は、甲南病院までで脚を使い切ったらしく、そこからの最大18%以上はあると思われる壁のような坂道を見て「うわ~っ!なんやこの坂?」と、かなり打ちのめされていた模様。

そしてご存知の通り、そんな人の苦痛の叫びが僕のモチベーションを高めてくれるという不思議。

やっぱり僕は性格が悪いのでしょうか?(笑)

しっかり乳酸の溜まった脚で、帰りは山手幹線と2号線で2度に渡ってスプリント合戦!

今回の走りで中富君は自身の走りの属性を再認識したそうで・・・

僕は意外にもリラックスして走れたお陰で、自身のフォームを冷静に分析する事ができて・・・

これまで15年間ずっと違和感として感じていた事を追求できました。

ダンシング(立ちこぎ)の際、僕は結構左右に自転車を振ります。

これは『てこの原理』を振り子運動と併せて最大限に活用する走り方なんですが、どうも左右のバランスがぎこちなく感じるタイミングがあって・・・

それがコンマ数ミリですが左右で腕の長さが違う事で、右が詰まる現象が発生しているからだと、ようやく自覚できたのです。

「15年前に知っておけばもっと速く走れていたのにな~!」とか思いつつ、近々ハンドル周りをリフレッシュする際にブラケットの位置を調整し、今後は効率のいい走りができるようにしようと思います。

なにはともあれプラスになる走行会になって良かったです。

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